伯爵家御用達 1 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

  • 一迅社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758052955

感想・レビュー・書評

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  • 全4巻

  • あらすじ:

    夢を持つ者だけが家賃無料で住む事が出来る青春寮には、変わった人々ばかり。
    そんな中に自宅から飛び出して引っ越してきた新入りは、実はその寮のオーナーである伯爵の息子の一人だった。
    寮を中心にほのぼのと青春を描く。

  • タイトルや表紙から、今はやりの執事ものコミックかと思いましたが、執事は一人も登場しません。
    寮生活を送る若者たちの物語でした。
    入寮の条件は、貧乏だけど夢があるということだそうです。

    そこに、一人の学生がころがりこんできます。
    胡散臭げな面々の寮仲間にいつもご飯をたかられて、かわいそうだと思いましたが、そのうちに名門の伯爵家の六男だということがわかります。

    さらに、その寮は、彼が独立しようと飛び出してきた伯爵家の持ちものだということも明るみになります。
    タイトルの伯爵家というのは、つまりは彼らが暮らすオンボロ寮のことなのかもしれません。

    基本はギャグなので、ナンセンスいっぱいで話は進んでいきます。
    貧しい寮仲間たちは、夢を追うために貧乏をものともせず、協調もせずにてんでばらばらの調子で日々暮らしていますが、青春寮が存続の憂き目に会う時には、生活がかかっているわけですから、とたんに一致団結して守り抜きます。

    その団結たるやすごいパワー。
    イケメンギャルソンカフェになったり女の愛人になったりするのですが、どちらも完璧にこなしてしまえる寮生たちの美しさ、そして演技力に脱帽します。
    女装をしても美形だとは。

    絵はきれいで見やすいし、読んでいて楽しいのですが、ドタバタ劇になっており、もっと爽やかでまっすぐな、雰囲気のある話を期待していたので、続巻はあるものの、とりあえず1巻までにしておくことにしました。

  • 夢を持つ人たちの済む、家賃無料の青春寮でのノスタルジック的日常コメディ。

    んー、色々と設定がブレやしませんか? というところ多数。てか、別に過去設定にしなくたっていいんじゃ…時代設定に必然性が感じられません。単純に、背景としての時代設定、それだけに思います。それともパラレルワールドなのかしら?

    あと、特に1話、説明不足のところが非常に気になる。

    とある少女が出てきた後に、唐突に「あの子がお隣さんかあ」と書かれても、彼女の登場シーン(絵にもセリフにも)には、まったくそんな説明はない。それはちょっとサボりすぎ。別に彼女に一言、「私、隣の○○、よろしくね」と言わせればいいだけの話だし。

    後はまあ、ステレオタイプに個性的な登場人物たちがドタバタする、よくある話。

    しかし顔が似ているなあ。同級生の金属オタクと、すぐ上の兄貴の区別がつかず、「? 同級生が何でここに? あれ? 別人??」みたいなとまどいが…。

    でもまあ、すごーくNGな部分もないので、★3つ。

  • Thanks to K.H.

  • 現在2巻まで刊行

  • 絵は、ゼロサムっぽいかなと。まだ発展途上な感触を受けました。好きなものを詰め込んだ話と言う感じ。寮とかの世界は凄い魅力的ですねぇ。多彩な寮のメンバーも良いですが、何より「弟ラブ」がたまらない。バカ兄が可愛いです(笑)この家に拾われた学人は幸せもんですね。

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著者プロフィール

「ICHI」全⑦巻(講談社)、「薄桜鬼雪華録」(アスキー・メディアワークス)など。現在、月刊コミックゼノンで「零の神域」を連載中。

「2014年 『零の神域 ②』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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