出稼ぎ令嬢の婚約騒動 次期公爵様は婚約者に愛されたくて必死です。 (一迅社文庫アイリス)

著者 :
  • 一迅社
3.85
  • (8)
  • (9)
  • (7)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 88
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758092081

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 最初は主人公・イリーナがヒーロー・ミハエルを崇拝するに至る過去の話から始まる。18歳のイリーナの崇拝の具合がすごくて、もはや隠密で面白すぎる。公爵子息というと大抵は大人なイケメンで描かれるものの、ミハエルは明るくてノリが良くて人を驚かせることが好きで、少しの腹黒さもあった。結構直球アピールをしてくるので読んでてニヤニヤしてくる。この手の作品によくある勘違いすれ違いがないまま素直に苦悩してくれれば星5をつけたいほどに面白かった。 ラストの演出が神がかってる。ヒーローの性格を活かせていて良かった。

  • ヘリーナが突拍子も無くてコメディ感が凄い。ミハエルも拗らせてるだけじゃなくて全体的に情けなくて格好良さが皆無ですが、明るいノリで楽しく読めました。

  • コミカライズが面白かったので読んでみた。
    小説の方がイリーナのミハエル様の崇拝ぶりとミハエル様の可哀想な程の一生懸命さが増し増しな感じ。イリーナの妄想が半端なくて拗れてしまっている。そんなに自分を卑下しなくてもよいのに…一応貴族様なのだから。
    ラブコメディなんだけどコメディ部分過多。読んでいてニヤッとなるので公共の場所では読めないです。
    ラストの公開婚約発表とキスは驚きました。
    イリーナが素直になれば2人とも仲良しになれるのにね。

  • 婚約相手を知らずに婚約者(次期公爵)の屋敷で働く貧乏伯爵令嬢イリーナと、初恋相手と婚約を決めたのに婚約者として見向きもされずに四苦八苦する、眉目秀麗かつ文武に秀でた公爵家嫡男ミハエルとのラブコメディ。
    イリーナはミハエルのことを初めて会ったときから大好きすぎるが「神様」と崇める対象なので恋愛に結びつかない。その崇拝度合いがオタクを通り越してぶっとんでて面白い。
    ミハエルもミハエルで、こと対イリーナに対してはイケメンがかすみかけるくらいの残念さ。
    型にはまらないヒロインとヒーローのやりとりが楽しかった。プロポーズ場面最高すぎる。
    続きあるらしいんだけど、すれ違い終了してどう続くのか楽しみ。

  • ミハエルがかわいそうに思えるギャグラブコメ。
    初恋をこじられせてるミハエルとミハエルを崇拝するイリーナという、すれ違いな両片思い?
    特殊すぎる設定で色んなすれ違いが起きて笑える。振り回されるミハエル、頑張れ!

  • Kindleで読了。

    紹介されていたコメントで興味を惹かれて読み始めました。
    貧乏令嬢があらゆる知識や技術を身につけているのに、アクションシーンが少なくてもうちょっとあったらよかったのにもったいない感じ。2巻に期待したい。

  • 完全に両想いなのに、お互い向ける矢印の方向がズレまくって両片恋状態のギャグちっくなドタバタラブコメディ。
    テンポがよく最後まで一気に読めたし、ドロドロとした展開もないので、楽しくすっきりと気持ちよく読み終えられた。
    気軽に何か読みたいときに丁度いい感じ。

  • 普通の勘違い系恋愛小説と、TL展開は紙一重なんだな
    と思ったよ。
    もちろんこの作品は「普通」なんですけどね。
    TL小説ならきっとここで………などと考えてしまった☆

  • お互いのことが大好きなはずのイリーナとミハイル。でも方向性(?)の違いから、すれ違いまくる。何とか恋愛対象として好きになって欲しいと頑張るミハイルを見るのが楽しかった。精一杯頑張っているのに全く伝わらず、空回っていたりするのが。もうハッキリ言ってしまえばいいのに!と言いたくなるけれど、2人のすれ違いももう少し見たくなってしまった。
    イリーナの技術は本当にビックリ箱みたいで、まだ他にも何か隠されていそうでちょっと気になる。

全11件中 1 - 10件を表示

黒湖クロコの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×