出稼ぎ令嬢の婚約騒動 次期公爵様は婚約者に愛されたくて必死です。 (一迅社文庫アイリス)
- 一迅社 (2019年9月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758092081
感想・レビュー・書評
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最初は主人公・イリーナがヒーロー・ミハエルを崇拝するに至る過去の話から始まる。18歳のイリーナの崇拝の具合がすごくて、もはや隠密で面白すぎる。公爵子息というと大抵は大人なイケメンで描かれるものの、ミハエルは明るくてノリが良くて人を驚かせることが好きで、少しの腹黒さもあった。結構直球アピールをしてくるので読んでてニヤニヤしてくる。この手の作品によくある勘違いすれ違いがないまま素直に苦悩してくれれば星5をつけたいほどに面白かった。 ラストの演出が神がかってる。ヒーローの性格を活かせていて良かった。
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ヘリーナが突拍子も無くてコメディ感が凄い。ミハエルも拗らせてるだけじゃなくて全体的に情けなくて格好良さが皆無ですが、明るいノリで楽しく読めました。
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ミハエルがかわいそうに思えるギャグラブコメ。
初恋をこじられせてるミハエルとミハエルを崇拝するイリーナという、すれ違いな両片思い?
特殊すぎる設定で色んなすれ違いが起きて笑える。振り回されるミハエル、頑張れ! -
Kindleで読了。
紹介されていたコメントで興味を惹かれて読み始めました。
貧乏令嬢があらゆる知識や技術を身につけているのに、アクションシーンが少なくてもうちょっとあったらよかったのにもったいない感じ。2巻に期待したい。 -
普通の勘違い系恋愛小説と、TL展開は紙一重なんだな
と思ったよ。
もちろんこの作品は「普通」なんですけどね。
TL小説ならきっとここで………などと考えてしまった☆ -
お互いのことが大好きなはずのイリーナとミハイル。でも方向性(?)の違いから、すれ違いまくる。何とか恋愛対象として好きになって欲しいと頑張るミハイルを見るのが楽しかった。精一杯頑張っているのに全く伝わらず、空回っていたりするのが。もうハッキリ言ってしまえばいいのに!と言いたくなるけれど、2人のすれ違いももう少し見たくなってしまった。
イリーナの技術は本当にビックリ箱みたいで、まだ他にも何か隠されていそうでちょっと気になる。