研究者のための思考法 10のヒント〜知的しなやかさで人生の壁を乗り越える
- 羊土社 (2014年7月1日発売)
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感想 : 10件
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- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758120371
感想・レビュー・書評
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「研究の進め方」では無く「研究者としてのあり方」的な本自体が(私が知る限りでは)今まであまり無かったので、この本の内容は斬新だった。研究者で無くとも、学生やビジネスマンにも参考になる内容。
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本書は研究者として日々を生き抜くための知恵が詰まっている。信頼できる「研究者のための自己啓発書」とも言い換えられるかもしれない。主な読者には、研究者になった人やなろうとしている人々を想定しているだろうが、日常的に研究者に接するテクニシャンやスタッフが読んでも得られるものが多いと思う。周囲にいる研究支援者が、研究者の生態を観察するようなイメージともいえる。彼らが何を目的とし、どのようなモチベーションで、どういった手段で研究費を獲得して生計を立てているのか、この本では経験や実績のある著者が12本のトピックを設けて生きたヒントを紹介している。内容の多くは研究者に限らず、広く一般にもあてはまるものが多々あると感じた。