未来へ・・・・・・

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 200
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (565ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758412476

感想・レビュー・書評

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  • ファンタジー&SFたっぷりでした。
    内容が日記形式で読みやすかったです。

  • 20151008 ‼︎‼︎‼︎

  • 市図書館にて。読み始めずに返却日前日、延長するか判断するためにページをめくり、そのまま読了。

    これが読みたかった。語り手菜苗は反則級の逸品。論理的思考と語尾を伸ばすおっとりした口調。若菜の語りが基本であるからこそ成立する語り手であると思う。世代間、常識、人格ギャップがある2人の語り手。

    正しい母娘と不在の父。なんという安心感。

  • 読んでいて作者さんはきっと善人なんだろうなぁと思った。途中でハッピーエンドしかなさそうだけど、過去改変になったら現在の上書き削除になって主人公以外にはアンハッピーエンドとなりえちゃわないか?と心配しながら急いで読んだ(笑)着地点に納得。

  • 500ページ超の大作、ちびちび大事に読み終えた。個人的な山場は主人公がある人の気持ちに気付いた後半の一場面。本筋とは違うものだけれど、読みながらずっと気になっていたし、気付いてほしいと思っていたのでよかった。タイトルの意味も、登場人物の口調も、そんな意味があったのか。素子さんワールドを久しぶりに堪能。

  • 素子さん久しぶりに読んだ。
    うーもうこの感じについていけなくなってる自分がいる。
    キャラの感じ、話し言葉の文体がきつかった~

  • 久しぶりに、新井素子さん読みました。
    お母さんと娘のお話、優しい気持ちになりました。

  • 20年前に死んでしまった、双子の姉・香苗を助けるべく、母の若葉、娘の菜苗が奮闘するお話。

    久々の新井素子さん、やっぱり好きだなぁ。
    「あとがき」の感じも健在で、非常に懐かしく嬉しい。
    多少、強引な設定もあるけども、楽しめた。

    新井素子作品のスゴイところは、シンプルでわかりやすい言葉で、ズバッと真理をついてくるとこ。
    「私の世界は、終わった」
    子供を亡くした親の気持ちを表現している言葉として、非常に優れているんじゃないだろうか。

  • 悲しい話でも、楽しく読めました。

  • 読み始めた時、ちょっと痛いなぁって思った
    作者に子どもがいないことを知っているから
    更に、このお母さんはとても良くできた専業主婦で
    苦もなく家事をきっちりこなしているのが
    私の劣等感を刺激する

    でも、それはそれとして
    この作風はとても好きで
    懐かしい気持ちにさせる

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著者プロフィール

1977年「わたしの中の・・・・・・」が奇想天外新人賞佳作に入賞し、デビュー。以後『いつか猫になる日まで』『結婚物語』『ひとめあなたに・・・』『おしまいの日』などを発表。1999年に発表した『チグリスとユーフラテス』が第20回日本SF大賞を受賞。

「2022年 『絶対猫から動かない 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

新井素子の作品

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