今日もお疲れさま パンとスープとネコ日和

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 756
感想 : 73
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758413466

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ5作目。カフェを営むアキコさんと従業員しまちゃん、近所の喫茶店のママのゆったりとした日常が今回も。今回は仕入れ先のパン屋さんの閉店、異母兄の死去、しまちゃんの指輪がさざ波のような出来事。このシリーズを読んでいつも思う。アキコさんみたいに淡々と穏やかに生きられたらいいなと。

  • ぷはぁ〜。

    私には、
    仕事した後のビールみたいに
    身体に、気持ちに
    染み入る面白さ。

    読み進めながら
    「終わらないで」と願う(笑)

    アキコさんの、淡々と丁寧な感じや
    しまちゃんの存在が身近にいる事に
    憧れを感じる。

  • シリーズ5作目。

    アキコもしまちゃん、シオちゃんもママも。
    それぞれの日常を、悩みを抱えながら変わらずに過ごしていて一安心^^
    相変わらず大きな展開があるわけじゃないけど、いつも何だかほっとする、このゆったりした空間が好きです♪
    今回、お店に使っていたパンの仕入れ先が変わるというストーリーでしたが。
    まぁなんともパンの美味しそうな描写!!
    パンの仕入れ担当となったしまちゃんの、あの真面目な所もふふふと笑えるシーンですよね^^
    今回もゆったりほんわかな気持ちにさせてもらえました♪

  • (2020/12/24読了)
    シリーズ5作目?シリーズモノは、見つけると読んじゃいます。しかし、星はどんどん少なくなる。
    この一冊の中に書いてあるのは、仕入れ先のパン屋さんが変わったこと、父じゃ無いかと思う住職さんが亡くなったこと、しまちゃんが指輪を貰ったこと、飼い猫達が食欲旺盛なこと。
    のんびりとした本を求めてる読者にはいいけど、物足りなさすぎるなぁ。せめて、しまちゃんに赤ちゃんができたりしたら良かったのに。
    まだ続編が続きそうなのて、今後のネタになるのかな?きっとまた読んじゃうんだろうな。

  • あんまり進展がありませんでしたが、ほのぼのとした雰囲気はそのままでさくさく読めました!
    ただ、やっぱりしまちゃんのしおちゃんへの対応が好きになれないんですよね…
    事実婚なら、もう少し夫婦らしいものがないのかなぁ…

  • 太っちょ猫2匹を飼っている、スープと、サンドイッチのお店を経営するアキコ。体育会系で人生のパートナーシオちゃんがいるものの、一人で暮らしそっけない態度を取りつづけるしまちゃん。しまちゃんのパートナーで、とても人間味の溢れているシオちゃん。スープ屋のお向かいの喫茶店のママ。
    連作らしいが、いきなりこれを読んでしまったので、これらの人々の細かい人間関係については述べられておらず。
    これらの優しい人たちが、だんだんと年齢を重ねてくることで見えて来た、悩みや人生の深さがわかってくる。

  • パンの仕入れ先を変える話はなんだかしんみりした。でも、新しい仕入れ先のパンの美味しそうなことといったら、、。おだやかに、ゆったりと、ゆるやかに、完璧は目指さずに進んでいくことの良さを感じる。

  • マンネリ化して、初めて読んだ時の新鮮さがない。
    商売の悩み、しまちゃんとシオちゃんの話は前作と同じだし、アキコさん自身の丁寧に真面目に生きている描写が少なかったのが残念。

  • しまちゃん、シオちゃんの思い、ちゃんと受け止めてね!

    続きが楽しみ。

  • <軽>

    僕はめったに読んだ本の中身については触れないが,今回は思い切り触れてやる.

    この本は太った二匹の雄猫が毎日毎日食っては食ってはまた喰うお話だ.

    どうだこれであんたもこの本を読んで見る気になっただろう!w!

    あ,ちなみに1時間半で読めますからどうぞお気軽に(更に!w!)

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著者プロフィール

1954年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。数回の転職を経て、78年、本の雑誌社に入社。デビュー作『午前零時の玄米パン』が評判となって、作家専業に。「無印物語」で人気を博す。『かもめ食堂』『れんげ荘』『三人暮らし』など著書多数。

「2023年 『老いとお金』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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