暴れ彦四郎―鎌倉河岸捕物控〈4の巻〉 (ハルキ文庫 時代小説文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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  • Amazon.co.jp ・本 (452ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758433617

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  • 2022年9月3日
    わけもわからず命を狙われる彦四郎。
    それがしほの絵でわかった。
    捕物はずっと大変。収穫無くても探索せねばならない。
    宗五郎のもとに集まる人たちが皆魅力的。

  • 今回は彦四郎が主人公。
    なんとなく彼まで銀座裏の手先になりそうな予感がする。
    一方で政次の商人の振りをした聞き込み術はかなり武器になりそうだし、その上刀の扱いも上達したし、将来が楽しみです。

  • 鎌倉河岸捕物控シリーズ第4弾
    1巻がしほの出生にまつわる秘密
    2巻が政次の転機(松坂屋お暇)
    3巻が亮吉が悩み、失踪後の成長
    今回は彦四郎大活躍

    やはり青春グラフティ

  • そのイイ男の彦四郎がメインになる巻。しほちゃんが故郷の川越にお里帰りし、武家屋敷でちやほやされる&その絡みで彦四郎が襲われ、政次は道場に入門して腕を磨き、ぼつぼつ男っぷりを上げていくがまだまだ親分にはほど遠い感じ。今回は、手練れの八百亀&宗五郎で天麩羅屋シーンがツボ。腹を割った二人の会話に信頼がにじみ出る。江戸前の天麩羅が美味そうでヨダレ出ます。

著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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