八丁堀の火事: 鎌倉河岸捕物控16の巻 (ハルキ文庫 さ 8-32 時代小説文庫 鎌倉河岸捕物控 16の巻)
- 角川春樹事務所 (2010年4月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758434676
作品紹介・あらすじ
彦四郎が禅修業からもどり、いつも通りの平隠が鎌倉河岸に戻ってきたころ、宗五郎の許に、相談事が持ち込まれた。大店の古着問屋の倅が、吉原に居残りをし、下働きをしているのだという。なんとか連れ戻して欲しいと頼まれた宗五郎は、亮吉を吉原に送り込むが…。一方、八丁堀から火の手が上がり、奔走する宗五郎と政次。出火は、なんと与力の須藤家からのものだった-奉行の進退に影響しかねない事態に、密命を受けた金座裏の面々が動き出す。大好評シリーズ第十六弾。
感想・レビュー・書評
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2022年12月26日
吉原の居残りの仕事が分かった。
へぇ、大変だ、人格無しで辛い。
そこを乗り越えて店主になる、経験を活かす。
向き合い方が違う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
亮吉の吉原居残り捜査や宗五郎親分の大人の裁きなど、興味深い舞台が幾つも用意されていました。
今住んでいる家のすぐ近所にある鳥越神社が舞台の事件もあり、なんとなく親近感がわきました。
次巻では重鎮たちが湯治に出ている間に、また何か起こりそうな予感です。 -
読了から時間が経ったので、あまり覚えていない(ゴメンナサイ)
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2019年6月22日、読み始め。
2019年6月23日、読了。
鎌倉河岸捕物控は、全32巻になるようだ。
1巻が2001年3月に発売され、最後の32巻が2018年4月に発売されている。
つまり、18年にわたって書かれていたことになる。
ちなみに、今回読んだのは、16巻で、これは、2010年4月の発売になる。
どうせなら、全巻読んでみようかと思う。
●2023年8月19日、追記。
本作は、寛政年間(1789~1801)の物語とのこと。
以下、ウィキペデイアより。
---引用開始
時は寛政年間、ところは江戸・神田鎌倉河岸界隈。呉服屋松坂屋の手代政次、金座裏の御用聞き9代目・宗五郎親分の手先亮吉、船宿の船頭彦四郎らはむじな長屋で生まれ育った幼馴染であり、同じく幼馴染で酒問屋豊島屋の看板娘しほに想いを寄せる者同士でもある。職業も性格も違う3人だが、お互い張り合うことがありながらも、仲の良い若者たちである。
---引用終了 -
八丁堀で火事を起こした日には、確かに立場ってものがありませんな。そりゃ、捜査にも気を遣うということです。
吉原のエピソードも何となくほほえましい感じ。
いつも通りのこととはいえ、最後にいろいろ詰め込みすぎているのはどうだろう?。(^^;
別にあっさりと終わらせりゃいいと思うんだけど。
微妙にページ数が足りなかった印象を持っちゃうので。(^^; -
彦四郎が幼馴染との逃避行から戻って着て、禅寺での修行から帰ってきたところから話は始まる。
どちらかというと盛り上がりに欠けるところはあるが、
次回旅に出た一行がどのような苦難に出会うのか。 -
内容(「BOOK」データベースより)
彦四郎が禅修業からもどり、いつも通りの平隠が鎌倉河岸に戻ってきたころ、宗五郎の許に、相談事が持ち込まれた。大店の古着問屋の倅が、吉原に居残りをし、下働きをしているのだという。なんとか連れ戻して欲しいと頼まれた宗五郎は、亮吉を吉原に送り込むが…。一方、八丁堀から火の手が上がり、奔走する宗五郎と政次。出火は、なんと与力の須藤家からのものだった―奉行の進退に影響しかねない事態に、密命を受けた金座裏の面々が動き出す。大好評シリーズ第十六弾。
2月9日~13日 -
大店の若旦那の吉原居残りには、そういう仔細があったのね。
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ここ最近、というか最初の最初くらいだぞこんなダークな話。世を渡っていくにはきれいごとだけではすまないということでしょうか。しかしそこで踏みとどまる政次もしたたかである。
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台詞が多くて読みづらかった