春の珍事 (ハルキ文庫 さ 8-38 時代小説文庫 鎌倉河岸捕物控 21の巻)
- 角川春樹事務所 (2012年11月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758436984
感想・レビュー・書評
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泣く子も黙る金座裏の九代目夫婦も、隠居に向けて少し朦朧してきた印象でなんか寂しい。
政次は知性も腕っぷしも申し分ないけれど、残念ながら啖呵は全く似合わないなあ。ゆくゆくは経験と年齢で貫禄がついてくるんだろうけど、それまでシリーズが続いているのだろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
亮吉活躍の巻。
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三毛猫菊小僧の家出。どこに行ってたのかな?
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猫探しに人捜し。
それでもあまり地味な話にはなりませんね。(^^;
最後に大捕物もありますが、話の中心は元気を無くした女将さんです。(^^;
まわりの心配がこっちにも移ってきそうな感じでした。 -
読んだのもちょうど桜の季節やったのがなんか良かったなぁ。
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むじな長屋の幼馴染四人に焦点を当てた構成。
大きな事件はなく、次巻から四人の身辺にも変化が見られることへの助走か? -
最近のこのシリーズは5章のうち3章や4章まででメインのストーリーの決着がついてしまうという構成の悪さが目立つようだ。今回もほぼ3章で話は一通り決着。4章・5章は付け足しの感が否めない。3章までの中に挟み込めばよかったのにと思いながら最終ページに到達。シリーズものなので、登場人物の近況を読んでいく感じで、平均点は取れるので当たり外れは少ない。ただ、盛り上がりには欠けるかな。
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159(2012)
163(2013) -
鎌倉河岸捕物控シリーズの第21弾。飼い猫・菊小僧の家出と、婿入りが決まっている旗本の失踪の2つを軸に話が展開されている。最後は一応、大円団という感じかな。