kitanoさんの感想
2021年8月9日
立場茶屋おちき 22巻 多くの死と出会いが溢れるハートフル時代小説 現在はニ代目女将、武士の出ながら先代に認め られ、旅籠を支える者を家族として想い、託児 所や縁があり蕎麦屋、そして茶屋と共に生きて いく場を作り上げた 経緯があり養女にした おきち は、重圧から 三代目拒否を宣言、双子の弟の結婚式に京都に いったっきり帰りたくないと以前もどらない 先代の墓参りにいくと住職から人でが足りてい るかの打診、生まれた頃から尼寺に居るのだが 庵を閉じることになり、行き場所を探している ・・・素性を聞けば、先代の孫にではないかと 茶屋は大騒ぎ、張り切る番頭が迎えに行き新た な三代目として・・・ これこそ佳境ってやつですね(´・ω・`)
advicekiyomidosuさんの感想
2020年11月22日
三婆の会が七海の隠居がなくなってしまい途絶えていたが、潤三の気働きで、再開。『葉桜の頃』 亀蔵の店三文屋の入り口で、あさりをにない売りにやってきた青年が倒れてしまう。医者に見せると、白血病らしいと。 おさわは陸郎の代わりにこの不死の病にかかった十一の看病に。『十一』 茶屋の女中頭およねが、脳溢血で亡くなったのち、後を注いだのはおくみなのだが、おなみと折り合いが悪く、とうとうみんなの前で喧嘩になる。『幸せのかたち』 女将になりたくないと、言い放って京都に行ったおきち。 潤三が戻ってきてもまだ帰らない。 そんなおり、菩提寺の住職より人を紹介されるが、実は。。 『河鹿宿』 世代交代の始まっているおりき。 最終巻の手前!
1945年広島県生まれ。成城大学文芸学部卒業後、画廊経営、テレビプロデューサーを経て、執筆活動に入る。2003年「小日向源伍の終わらない夏」で第10回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左保賞受賞。主なシリーズに「立場茶屋おりき」シリーズ、「照降町自身番書役日誌」シリーズなどがある。15年「立場茶屋おりき」シリーズで第四回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。 「2017年 『残りの秋 髪ゆい猫字屋繁盛記 』 で使われていた紹介文から引用しています。」