幻想古書店で珈琲を賢者たちの秘密 (ハルキ文庫 あ 26-3)
- 角川春樹事務所 (2016年9月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758440301
感想・レビュー・書評
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再読2回目。
悪魔だけじゃなくて天使まで出てきたよ…。普通ならこの辺でちょっとうんざりしてしまいそうなのに、ならなかった。それは言うまでもなく、それぞれの登場人物に魅力があるから。まぁ、コーヒーと本が要所要所で登場するんだから、こんなの好きに決まってる。(ただのコーヒー&本好き) -
失業青年・司と幻想古書店「止まり木」店主・亜門が人生に悩む人々を幸せへと導くブック・ファンタジー不思議小説シリーズの3冊目。本作は絶対にあり得ない世界を描きながらも解決を安易な魔法に頼らずにあくまで現実的な方法でハッピーエンドに持って行く所が誠に心憎い演出ですね。第1話のヒロイン杏奈は惜しくも字が違いますが、甲斐バンドの名曲「安奈」を思い出しました。第2話からは天使と悪魔は呼び名から受けるイメージが違うだけで実はどちらも似た者同士なのだと教わりました。第3話は現代的な父娘の飾らないクリスマス物語でしたね。
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3巻は今までと少し違って亜門やコバルトの過去が知れた。新しいキャラのアザリアと風音が出てきたことでコバルトの新しい表情が見れてハラハラしたり怖かったけどやっぱりコバルトはコバルトで笑
あと、初めて亜門が怒る姿が見れた。大声で怒るとかじゃなくて静かに、そして威圧的に笑 -
コバルトの正体にびっくり。
そして、今度は天使さままで登場とか!
風音やアザリアも、また登場してくれるのを期待。
クリスマスのお話、よかった!アザリアの取りだすグッズ、最高。さすが天使さん(笑)
三谷のキャラもいいし、今後の展開が楽しみ。