鳥影 (ハルキ文庫 き 3-30 ブラディ・ドール 8)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758441308

感想・レビュー・書評

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  • 最高!

  • 何かに導かれるようにこの街にやってくる男たちは、街の空気に共鳴するように力に屈せず意固地になる傾向を強めてゆく。
    きっといつもの面々が無自覚に煽るからなんだろうな。
    その結果として得るものは大きいけれど、失うものも同等以上という厳しさが北方氏の美学なんだろう。
    今回は最後が厳しすぎるものの、相手が強大なだけに珍しく川中とキドニーの連携プレイが見られたのが面白い。

  • 意地から意志に変わっていく。そんなものだろうか。
    そんなものだから、惹き込まれる。

  • 良い。とにかく良い。どーしようもなく、受け入れるしかない悲しみ。

  • 男の物語ですね。
    でも、ここは辛いです。
    父親と絆を取り戻したのに・・・
    立野の背負った運命でしょうか?
    次を早く読みたいです。

  • やっぱりカッコいい。2017.1118

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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