稲荷町グルメロード (ハルキ文庫 ゆ 7-1)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 177
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758444033

作品紹介・あらすじ

「報酬・年額二千五百万円」「求む! 若き感性!」
十八歳以上なら大学生でも応募できるという市の「アドバイザー」契約。
金に釣られ応募した大学生・御名掛幸菜が目にしたのは「ゾンビロード」とまで呼ばれる寂れた商店街だった! 
そのアドバイザーに選ばれた謎多きイケメン・瀧山クリスと共に、この街にグルメで元気を取り戻すべく、幸菜が奔走する! 
コーヒー、和菓子、寿司、中華──美食礼賛の口福ドラマが開幕します!

感想・レビュー・書評

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  • Given、Get、Give
    それぞれが与えられ、手に入れて、与える人になろうと過去から未来へと繋がっている。商店街も少しずつ活気が戻ってきた。2が楽しみ。

  • 「本日のメニューは。」「できたてごはんを君に」を読んでAmazonでポチッと。

    前2作とは少し毛色は違い、
    各話がゆるい繋がりではなく、
    しっかりとメインストーリーはあるけれど、
    こちらも十分面白い

    続編をポチッとしようかな

  • 初読みの作家さん。
    テンポよくでも丁寧に綴られた物語。
    味って、料理そのものの味だけでは決まらないってところが深いなぁ。そして前向き、ひたむきな想いの尊さよ。

  • 寂れた商店街を復興させる話。
    人と関わり、寂れた商店街の寂れた人間関係にも関わる。
    ちょっと泣けたかな。

  • バックが暗い

  • 伝統や今までの慣習に縛られている店の人の、変化する事に対する抵抗感が良く分かる。その上で一店一店へのかかわり方が丁寧で良かったです。

  • お金につられて商店街の復興に携わることになった主人公。シャッター商店街にフットワーク軽い立ち位置で少しずつお店を増やしていき、閑散からは脱したところまで進みました。シリーズのようなので次回はさらにお店も増えて出来ることも増えてるのかなと気になります。
    あとはクリスと幸菜の関係も気になります。

  • 商店街の活性化に力を入れるストーリー.

    心温まる物語でした!

  • 何となく手にとって読んでみたら、予想外に面白かった。

    最近グルメ小説なんてジャンルもあるらしく、美味しいものに溢れた話なんだろうなって思ったらメインは街の復興。
    シャッター街になった街をグルメをメインにして、また栄えさせようって話。

    死んだ街ではない、ちゃんと生きていて、人が生活していて…
    ただそこには自分も知らなかった税金やらなんやらが色々関わっていて、単純に街の活性化、店の売上を上げればいいなんて話ではなくて。
    そういうの知らなかったから、何か面白かった。
    人情系だけど、私はそういう経済の仕組みみたいなものが無知だから、そういう小説や実用書読みたいって思った。

  • 稲荷町ゾンビロード/空のカーテン/回る、回らない/
    スリー・ハピネス/稲荷町グルメロード

    ゾンビがグルメに生まれ変われるのか?
    年間報酬2,500万円は高くないのか?
    こんな若造に何ができるのか?

    悪感情を切り離すのに必要な物は何か……
    気持ちが明るくなって来るのが嬉しかった。

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著者プロフィール

1979年生まれ。宮城県出身。東北学院大学教養学部卒業。2012年『名も無き世界のエンドロール』(『マチルダ』改題)で第25回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。他の著書に『本日のメニューは。』『怪盗インビジブル』『ストロング・スタイル』『ヒーローの選択』など。

「2020年 『KILLTASK』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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