クレンズの魔法: 母たちが娘に伝えてきた秘伝の幸福書

  • 海竜社
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本棚登録 : 98
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (163ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759310672

感想・レビュー・書評

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  • 心はガラス窓と同じ。毎日、雨、風、そして太陽の光にさらされて。突然、ハトの糞が落ちてくることも。花の種子や、枯れ葉がはりつくことも。毎日、丁寧にふき掃除をしなければ、すぐに曇ってしまう。でも、窓ふきは楽しい。ピカピカの窓は世界の見通しをよくして、部屋のなかも明るくする

  • ほかの人が引用している文を読み、興味を持って買った本。
    田口ランディは以前からなんとなく聞いたことのある名前だったけれど、本を読んだのは初めてだった。
    どの章もとても大切なことが書かれていて、まさにずっと昔から伝わってきた知恵がたくさん詰まったかのようなとても良い本だと思った。
    どの話もよかったけど、「あるがままとわがままは似ている」をよんだとき、なるほどと思った。わがままな人は我を通そうとする割りに意外と人の目を気にする、一方あるがままの人は自分の直感が行動の軸でありそこに「我」はないが、時に周りがあっと驚くような行動をするから、わがままな人と誤解されたりする。両者は似ているようで違うのだということ。今までなんとなく疑問に思っていたことがこれを読んで、とてもすっきりした。
    挿絵もカラフルで素敵。
    「ごめんなさい」と「ありがとう」を呪文のように唱えることで心が浄化されていくという、クレンズの魔法は、ハワイのホ・オポノポノととてもよく似ていてびっくりした。

  • すばらしくよい本だった。借りて読んだけど、買って手元に置いておきたい。
    著者もアダルトチルドレンだったのだろうと思ってブログを覗いてみたらやっぱりそうだった。
    「あるがままに-あなたの呪縛を解き放ちます」の項では、泣いてしまった。
    ブログに書いてあった表現をちょっと借りて言うと、“心の中から湧き上がってくる本当の自分と、外から押し付けられたあるべき自分との対立で、心がずたずたに裂かれていた”のがかつての私だった。
    今はだいぶ癒されてきていて、かつての心のありようを眺めてみる、その手助けをしてくれるような本。
    今、傷ついている人、どうしたらよいかわからない人、母からの手紙を読むような気持ちで読んでみて欲しいなと思う。

  • 友人に贈ろうと思います。

    アダルトチルドレンなんていいますが
    身体は時間がたてば成長しますが
    こころはなかなかそうはいきません。

    心の中にいる小さな私は
    たくさんの死や葛藤、そこから傷だらけになりながら学んだ
    多くの出来事の中で少しずつ大きくなって
    今は 以前のように「寂しい寂しい」と泣かなくなりました。

    誰の中にも
    存在する、小さな小さな泣き虫で寂しがり屋あなたへ。

  • 久々にこの著者の本を読んだ。

    「クレンズ」の意味は、
    清潔にする、洗う、洗い清める、浄化する、取り除く、粛清する、清める・・・
    クレンジングのことだ、と気づいた。

    母から娘に送る言葉や励まし、胸に沁みた。
    そして、母もかつては娘であったのだ。

    成長した娘さんに、嫁ぐ娘さんに、贈る本としてぴったり!

  • 妊娠中、友人から紹介してもらった本。
    これから母になる上で、大切にしたいと思う内容が書かれていて、勉強になりました。
    「あなたという存在すべて自分のものだと思い込んでしまった」「人生経験の少ない娘が失敗するのを見たくありませんでした。だから、私の言う通りにすればきっとうまくいくと思い込んでいたのです。あなたがあまりにかわいくて、あなたが一人の人間として自分の人生で苦労するのを見るのが怖かったのです」
    親心ってそういうものなのかー、
    自分も親にそんな風な気持ちをかけられて反発したし、辛かったな、
    今度は私が親になる番、同じことを娘に繰り返さないように気をつけよう。

  • 蔵書無し
    20180310リクエスト

  • めっちゃヤバい!もう、物凄い!
    ガーガー泣きながら読んだ。
    買う。で、手元に置く。
    一言一言を抱きしめながら、何度も読む!

    ことりさん、紹介して下さってありがとう!!

  • 読み終わりました。

  • ちっちゃくて、可愛いピンク色の本。
    開けるとこの表紙のような心がホッとできるようなメッセージと可愛いイラスト。
    内容は、母なる存在から10代~30代ぐらいの女性にあてたメッセージ。
    「娘たち」と呼びかけていて、彼女たちに幸せになるための秘伝が記されています。
    秘伝といっても、特別なことでなくシンプルで誰もができるようなことばかり。
    娘とは言えない私が読んだら「そうかもね」「そういうのもあるよね」という感じで読めて、中にはハッとするような言葉もありました。

    『弱いこと、無力なことは、ほんとうは素晴らしいことです。か弱い無力な者たちだけが、この世界の平安を祈り続けます。
    復讐すらできない優しい魂が、戦争の終結や、暴力が消える日を願い続けているのです。弱さは世界を救うかけがえのない力の現れです。
    もし、この世界から子どもたちや、娘たち、障害をもった人たちや、ご老人が消えたら、どんなにこの世は思いやりのない殺伐とした世界になるでしょうか。』

    これを読んで、あ~、ホントにそうだな~と救われたような気持ちに思いました。
    この本を読むと疲れた心がほぐれたり、癒されるかも知れません。
    それとも、何も感じないかもしれない。
    すぐに忘れちゃうかもしれない。
    でもこういう言葉は気づかないうちに心に染み入るのかも?と思います。
    「娘たち」に心も体もピカピカの女性になって欲しいと願う本です。

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著者プロフィール

作家。

「2015年 『講座スピリチュアル学 第4巻 スピリチュアリティと環境』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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