歴メシ! 世界の歴史料理をおいしく食べる

著者 : 遠藤雅司
  • 柏書房 (2017年7月24日発売)
3.67
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  • 本棚登録 :127
  • レビュー :10
  • Amazon.co.jp ・本 (170ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784760148783

作品紹介・あらすじ

最古のパン、中世のシチュー、ルネサンスの健康食、ヴェルサイユ宮殿の晩餐会etc…5000年の時を料理で旅する、再現料理レシピエッセイ。8時代40品のレシピを収録。

歴メシ! 世界の歴史料理をおいしく食べるの感想・レビュー・書評

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  • あんまり美味しくなさそう

  • メソポタミア文明、学校で習ったな~。そんな古い時代からどんな物を食していたか、作者が再現レシピとその時代の食文化の話を書いている。
    今すぐレシピを試してみよう!とは思わないけど、面白く読めた。

  • 古代メソポタミア、古代ギリシャ、古代ローマ、中世イングランド、ルネサンス期イタリア、フランス・ブルボン朝、フランス・ナポレオン時代、プロイセン王国&ドイツ帝国の料理本。
    古楽の研究をされていた作者さんが、古楽の演奏と(文献に残る記述を補完し想像し再現する)料理の共通点に気づいて自由に作ってみた、というだけあっておいしくなる工夫がされている。手に入りにくい材料の入手方法や代替品についてのコメントも親切。が、やはりスパイスやハーブが何種類も書いてあると躊躇してしまうな…美味しいものが食べたいが決して珍しいものが食べたいわけではないという自分の保守的傾向に気づかされた一冊。いやほんとに美味しそうではあるんだけど。
    レシピの合間に入るエッセイも興味深い。15世紀の人文主義者プラーティナによる啓蒙「テーブルクロスとナプキンは白いものを使い、ナイフや食器はよく洗い」にはありがとうと伝えたい。ミネストローネのレシピに「農民の常食ですので、高級品だった塩、コショウや香辛料は使っていません」とあるがこれはちょっと前に流行った塩抜きダイエットではないか!などなど読むだけでも楽しい本だった。

  • 古代メソポタミアから19世紀まで、さまざまな時代の料理本のレシピを再現したもの。多少の現代風アレンジはあるが、その時代の味を現代に紹介することを目的としている。
    とはいえ、(まして、私ごとき料理下手に)気軽に再現できるものではない。むしろ、著者が主催しているという「いにしえの料理と音楽を味わうイベント」に参加したくなった。こういったレストランを、誰か開いてくれないものか…他力本願(笑)

    2017/11/7〜11/10読了

  • 出典を明記したり、「不味いので変えました」「レシピが無いので想像で作りました」と正直に書いたりと、割と正確な書き方に好感がもてる。
    ご家庭に無い材料が多いし、手間がかかるものも多いので、多分自分で作ることはない…。

  • オリエントから近代にいたるまで、8つの時代の代表的料理を現在でもつくれるように再現レシピと解説で綴る本。歴史と料理が好きなら、かなり楽しめるはず。ルイ14世が大食漢だったとか、普通の歴史書にはでてきないトピックが多い。

  • カエサルが、マリー・アントワネットが、歴史上のあの人が食べていたご飯ってどんなもの?

    解説とレシピで二度美味しい、思った以上に真面目な歴史考察本であった。古代から近代まで、食事は進化してきている。時代背景をしっかりと映しているご飯を食べたら、その時代に生きた人の気持ちもわかるだろうか。

  • レシピ本と言うにはあまりにしっかり歴史で、とても面白い。普段から料理をする人もしない人も楽しめると思う。写真を眺めて好きな時代を拾い読みして、気が向いたら揃いそうな材料の一品をやってみて、という休日ゆるゆる向けの本。

  • これまでの歴史の中で、人々はどんな料理を食べてきたのか。 文献に残るレシピや描写から、当時の味を想像し、再現を試みる。 古代のものは、当時の食材の流通状況との関係が興味深い。 我々の当たり前の食材や調味料がない状況で、どんな味付けをしていたのか。 15世紀以降はヨーロッパの料理発展史の実習的な面白さがある。

    各章のタイトルと時代は以下の通り。
    1. ギルガメシュの計らい: 古代メソポタミア (紀元前3000-紀元前400年頃)
    2. ソクラテスの腹ごしらえ: 古代ギリシャ(紀元前800-紀元400年頃)
    3. カエサルの祝宴: 古代ローマ (紀元前600-紀元400年頃)
    4. リチャード3世の愉しみ: 中世イングランド (15世紀)
    5. レオナルド・ダ・ヴィンチの厨房: ルネサンス期イタリア (16世紀)
    6. マリー・アントワネットの日常フランス・ブルボン期 (18世紀)
    7. ユーゴーのごちそう会フランス・ナポレオン時代 (19世紀)
    8. ビスマルクの遺言: プロイセン王国&ドイツ帝国 (19世紀後半)

    6-7章では、フランス革命によって職を失った貴族のお抱え料理人がレストランを開くことによって、宮廷で培われた調理技術が庶民へと広まっていき、現代に至るフランス料理興隆の背景となっていることが実感できる。

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