1時間の仕事を15分で終わらせる

著者 :
  • かんき出版
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本棚登録 : 353
感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761272258

感想・レビュー・書評

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  • 1時間の仕事を15分で終わらせるためには、選択力、処理力、突破力と持久力の4つの力が必要。
    この中でも、処理力について、各種のフレームワークや、思考法の紹介に多くのページが割かれていた。

    細かい話だけれど、フォルダ名よりファイルの命名ルールが大切ということで、著者のファイル命名ルールが紹介されていた。
    次のようなもの。

    資料を利用する日付_ファイルのタイトル_Ver.xxx.拡張子

    これまで、ファイル名は、ファイル変更日付_ファイルのタイトル.拡張子 としていたけれど、著者の命名ルールのほうが、あとから見たときに、その資料の目的(=利用する日付)が明確で、なおかつ、バージョンも表せていてよい。早速、採用させてもらうことにした。

    読み返して、実践していきたいことがたくさん書かれていた。

  • 短時間で成果を上げつにはどうすればいいのか?
    正直日本の大手と呼ばれる会社でずーっと働いていると、ロールモデルが身近にないので、そういわれてもどうすればいいの?と言う感じになってしまう。

    そういう面でロールモデルとなるのではないか?と思い購入したが、残念ながらよしすぐに自分でも実践するぞ!と言うものはなかったように感じる。

    著者は日本の会社に就職した後外資系企業で働きその後独立した方の様で、その間に祖母の死に立ち会えなかった事で長時間労働する働き方を改めようと思いたち、出産などで半強制的に仕事の効率化を進めてきた話が書かれている。

    そういう面では、仕事の効率化は口先だけでは無理で、環境が変わったり、本気で変えたいと思うような出来事に直面しないと実現できないのが、仕事を進めながら改善する事の難しさだと思った。

    ・インプットのボトルネック:仕事の断捨離・空間と情報を整理
    ・プロセスのボトルネック:思考力を高める時間術・すぐやる習慣をみにつける・考える「型」を使う
    ・アウトプットのボトルネック:利害関係者の影響力と姿勢を押える・アウトカム(アウトプットのもたらす効果)を伝える
    ・コンディションのボトルネック:リスクを見極め先手を打つ・モチベーションに頼らない工夫・体を緩めるなど自分のリラックス法を持つ

  •  詳細なレビューはこちらです↓
    http://maemuki-blog.com/?p=11071

  • まあまあ役に立つ

  • 仕事をInput,Process,Outputに分けてそのボトルネックを上げ、実践が容易な対策を分かりやすく提示し、やる気にさせます。インプットの章でその鮮やかな切り口に流石はコンサルタントと感心していたところ、その洞察の深さそして広さを導くフレームワークなどの考え方がプロセスの章で説明されていてここがとても勉強になりました。アウトプットの章ではアウトカムと人間関係の重要性をが説明されていて、ここでも鮮やかな切り口で対応方法が明示されています。驚いたのは終章コンディションでの代謝と時間感覚の関係、ここは代謝がどのように脳に対して影響を与えているかがとても興味深いところです。さて、先ずはお方付けからでしょうか!?

  • 伊賀泰代の『生産性』などを読んでみて、趣旨に納得したものの、具体的に自分の仕事にどうあてはめてみればいいかわからない、という人がまず一歩として始めてみるのにいいと思う。コンサルティング会社に入り、コンサルタントから人材担当になって、という経歴も伊賀さんと似ていると言えなくもない。問題意識は近いものがありそうだが、こちらは個々の仕事の具体的な工夫に焦点をあてているので、実践しやすいのではないか。

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著者プロフィール

清水久三子(しみず・くみこ)
お茶の水女子大学卒業。大手アパレル企業を経て1998年、プライスウォーターハウスコンサルタント(現IBM)入社。新規事業戦略立案、人材開発戦略・実行支援などのプロジェクトをリードし、企業変革戦略コンサルティングチームのリーダー、IBM研修部門リーダーなどを経て2013年独立。現在は株式会社アンドクリエイト代表取締役社長として企業研修や経営・人材育成コンサルティング事業に携わる。著書に『外資系トップコンサルの「聞く」技術』(三笠書房《知的生きかた文庫》)、『プロの資料作成力』『プロの課題設定力』(ともに東洋経済新報社)、『1時間の仕事を15分で終わらせる』(かんき出版)など多数がある。

「2023年 『知識とスキルを最速で稼ぎにつなげる 大人の学び直し』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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