大人の語彙力が使える順できちんと身につく本

著者 :
  • かんき出版
3.23
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本棚登録 : 883
感想 : 45
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761272685

作品紹介・あらすじ

言葉の由来・ニュアンス・使用シーン・類義語がわかる!使いこなしたい200の言葉を実例つきで解説!

感想・レビュー・書評

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  • オーディオブック
    年齢や社会経験を重ねると、内容については大体知っている言い回しの羅列になるのかもしれないけれど、それでも知っていても使ったことの無い表現、自分の中で意味や使い方が曖昧だった表現についても丁寧な解説と現実的な例文でとても参考になった。
    恥ずかしいけれど、聞いているだけではぱっと漢字が浮かばない言葉もあったので、またさらっと活字で読み直してみたい。

  • 言い回し一つをとっても様々な言い回しがあるのだという事は
    ぼく含め皆さんもよくご存知だと思いますが、いざ
    どういうケースで?を想定すると使いどころを見失いがちなのもまた事実です。
    そのようなケースバイケースでの日本語の使い方について
    詳しく事例を交えて解説されています。

    一方で、
    現代では「中学生でもわかる言葉」を使うことが好まれているのもまた事実。

    これらを踏まえた本書の位置づけの結論としては、
    ・本書の難しい言い回しや美しい表現を自分の中で落とし込んだ上で、わかりやすい言葉を使うのがクールである
    ということです。

    なぜなら、
    「中学生でもわかる言葉」しか話せない人間がその言葉を使うのと、
    「どちらも知った上で平易な言葉」を使うのでは
    説得力も余裕も全く異なるからです。

    折角日本に生まれたのだから教養として
    日本独自の美しい言葉の言い回しをもっと勉強しようと思った一冊でした。

  • 色んなシーンで使える語彙をまとめた一冊。

    「使いやすさ」のランク付けがあるので、まずは優勢順位が高いものから使えるようにしていきたい。

  • 語彙力が少しでも増えれば、と視聴。
    大人が使うべき語彙を各シーン毎に5段階に分けて紹介。
    15年社会人をやってきた自分には
    目新しいモノはレベル1くらいだった。
    積読候補。

  • 第1章 仕事がなめらかに進む挨拶の定番表現
    第2章 さりげなく人を立てる表現
    第3章 反省を真摯に訴える表現
    第4章 文書・メールでよく使われる表現
    第5章 伝統をふまえた日本ならではの表現
    第6章 言いにくいことを穏やかに伝える表現
    第7章 大人なら知っておきたい表現

  • 頻度や重要度の高いものを星1から星5までで段階分けされていて、かつ例文や関連語まで書いてありとてもためになった

  • 普段何気なく使ている言葉から、そうでないものまで、言葉の幅が広がった。使うかどうかは何とも言えない。

  • 本書を読むと、認知はしているけれど、自ら使ったことはない言葉がいくつも出てきた。理解のあやふやな言葉を正すことができたのは良かった。ただ、使うべき言葉は相手や場面、自分の年齢、時代等でも変わるものであり、たまにこのような本で振り返るのがちょどよいかなと感じた。

  • 中身は極めて常識的な内容なので、あまり刺さらない方も多いかもしれません。ビジネスメールを普通にやり取りしていれば馴染みのある表現ばかり。裏を返すと、新入社員研修の副読本などには向いていそうです。(とは言え、新入社員が使うにはあまりにも熟成した表現も多いので難しいバランスですが…)

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000060904

  • 断腸の思い、に込められた真の思いとは。
    由来となった故事に戦慄。

  • 普段の生活には難し言葉が多く感じたが
    仕事では使えそうだと思う。歳を重ねていくにつれきちんとした言葉を発せられるようにしたい。
    ★5段階になっており年代別にわけているところもわかりやすい。

  • 2021京都外大図書館プロジェクト Library Explore Mission(L.E.M.)学生選書
    京都外大図書館所蔵情報
    資料ID:649507、請求記号:814||Yos

  • 自分の語彙力は未熟なので、読んでいて勉強になった。手元に置いて定期的に読み返したい。

  • 使いやすさを評価5で設定して使いどころが分かりやすく言葉の由来なども書いており豆知識にもなる。

  • すべて実践できる言葉ではありませんが、より品性の高い表現ができる言葉も多くありました。
    「奥さん」は自分の妻には使わないんですね。。。
    勉強になります。

    最後に著者が書かれているように実践してこそだと思います。
    再読します。

  • 2-30分でパラパラ目を通すのにちょうど良い本。綺麗な言葉がすらすら出てくる人間になりたい。

  • すぐ使えるワード
    例文とともに記載されていて実用性がある。
    また、なぜその言葉が使われるようになったか、歴史的な背景や文化的な要素も含まれており、読みやすく勉強になった。
    まずは使ってみること!

  • 難しい言葉集かな。
    10年ぐらい社会人やってれば大体聞いたことあるかなと思うのが多い

    使ってるか?と言われると怪しい。
    使えるとカッコイイ。

  • 覚えておかなきゃいけない言葉がまとまっててよかった。勘違いして使っていた言葉に気づけてよかった。

  • 語彙力は身近な人からの影響が大きいため、本書で難易度が高いものでも職場で多く利用されて「使用語彙」になっているものもあれば、ほとんど触れることがなく「認知語彙」にもなっていないものまである。
    多くの言葉を「使用語彙」として自分のものにするのは表現の幅が広がるため、本書を身近におき読み返す癖をつけたい。

  • 知っている言葉もあったが、間違って使っていた言葉もあり参考になりました。
    同じような意味あいの言葉でも使う場面、相手、シチューエーションによって選ぶべき言葉が変わってくるので、改めて日本語は難しいと感じました。
    言葉にすると伝わりにくい表現もあるので、相手に伝えるということを1番に考え、その上で正しく美しい言葉選びをしていきたいと思います。

  • 知ってる言葉もちらほら.
    多分読む人みんなそれぞれが少なからず知っている言葉を見て「自分はわかっている方だな」とか思うんだろうか.とか思ったり.

    言葉そのものと例文,意味だけおっていけばパラパラページめくってるだけで終わってしまう本

    一度読むだけで身につくものとは思えない.
    何度も読まないと自分のものにはならないし,こういう言葉が登場するメディアに普段から触れておけという話かもしれない.

  • 著者は高校や大学受験塾の教壇に立つ辣腕の国語教師。
    日本語のメールを読むと、相手方の語彙力に感銘を受け、翻って自分の文面を見ると自分のの至らなさに気づいたりする。
    本書は誰しもかわかる簡潔な日本語から、一つ段階が上の語彙を解説した本。これみよがしにあまり多く使いすぎると「この人ちょっと変?」と浮いてしまうだろうが、たまにさらっ使うと周囲の人物、特に語彙にうるさい人から一目置かれる(かもしれない)。

  • 読む価値なし

  • ほとんどは聞いたことある単語だけど、適切に使えるのが大切

  • 時おり難しい言葉を使ってくる人がいるので対処法に借りてみた。ケースによって項目が振り分けられているのでわかりやすい。勘違いしがちな言葉が多数載っていて、今まで気づかず赤っ恥をかいていたこともあったろうなと反省。
    今では多分通じないだろうと思われる言葉も載っているので、使う使わないは別にして知識として持っておいて損はない。

  • オーディオブックでリスニング。
    事例もふまえているので、良いと思いました。
    ただ、全て実践するのは難しいと思うので、印象に残ったものから取り組んでいきたいです。

  • 勉強になった。読むだけで理解はできたが、すぐに実践できなそう。意識したいと思わされる。

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著者プロフィール

国語講師。東京大学教養学部超域文化科学科を卒業後、学習塾や私立高校等で講師の経験を積み、現在は大学受験塾の教壇に立つ。公民館やカルチャースクールでも『源氏物語』『百人一首』等の古典の入門講義を担当する他、航空会社等の企業研修で日本語・文章力を指導する講師も務める。著書に『大人の語彙力が使える順できちんと身につく本』(かんき出版)、『すぐ書ける文章術』(ダイヤモンド社)『英語にできない日本の美しい言葉』(青春新書インテリジェンス)等多数。

「2019年 『たった一言で印象が変わる大人の日本語100』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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