感染症は実在しない: 構造構成的感染症学

著者 :
  • 北大路書房
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本棚登録 : 120
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784762826962

感想・レビュー・書評

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  • 題名が面白そうなので読んでみました。著者が岩田先生なのもあります。
    岩田先生の感染症の本はすごい好きで勉強になります。これだけは始めに言っておきたい。

    この本はタイトルの通り、病気一つ一つが、そういうものが実在するわけではなく、「恣意的に」医療者が、グレーゾーンを有する現象に名前をつけただけで、そういうものが存在するわけではないという論理を展開している本で感染症の勉強になるものではないです。哲学的な本です。(タイトルから察せよ!って?)

    ①説明がくどい
    ②「構造構成的」に考えるメリットの展開がなさすぎる。
    ③人間の思考には時間軸があることをあまり考慮されていない。
    など、多々思うことあり。あまり読解力のない自分なので、読みきれてないところもあるとは思いますが。
    興味のある人は読んでもいいかなという感じの本です。

著者プロフィール

1971年、島根県生まれ。島根医科大学(現・島根大学医学部)卒業。神戸大学都市安全研究センター感染症リスクコミュニケーション分野および医学研究科微生物感染症学講座感染治療学分野教授。著書に『コロナと生きる』(朝日新書、内田樹との共著)、『新型コロナウイルスの真実』(ベスト新書)、『僕が「PCR」原理主義に反対する理由』(集英社インターナショナル新書)ほか多数。

「2022年 『撤退論 歴史のパラダイム転換にむけて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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