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- Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763010056
感想・レビュー・書評
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色がまだ色として見えているうちは本当の色ではない。色が自然の中に溶け込んでこそ真の色である。
自然は美しいから美しいのではなく、愛するからこそ美しいのだ。
ふっと心が温まるそんな本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
心も身体も身動きがとれなくなった時に読む本。
いろんな柵とか窮屈なものから解放して、心を穏やかにしてくれる本。
私に深呼吸することを思い出させてくれる本。 -
あの細密画は圧倒されるばかりだ。
地面に腹ばいになって、じっと観察する。そこで絵は描かない。観察するだけ・・・。
そして「小さい人たちのために仕事をするためには体だけでもピュアにしておこうと思って酒もたばこもやらない」
清貧の生活でも、消しゴムを使わないほどに真剣に絵を描く。影をかかないのは、絵が充実していれば観る人が影を感じるから・・・
心の目、心の耳、心の口ですべてを感じ、愛する人。
無垢な心で、画業(生きる)ことを貫いたからこそ見えてくるものがある。神様はそんな人に恩寵を与える。