- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763013309
作品紹介・あらすじ
介護用?いえいえステッキはお洒落なアイテムです。シゲモリ先生の世界のステッキ・文芸資料を大公開!
感想・レビュー・書評
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ステッキのイラストと写真がいっぱいで楽しい。
(大正時代のステッキ製造卸の店、ロンドンのステッキ専門店、チェス入りのステッキ、望遠鏡が仕込まれたステッキ、象牙の石突き、右用左用の握り、たくさんの漫画などなど)
かつては学生もステッキを手にしていた昭和初期。
散弾銃が仕込まれたステッキで襲われた昭和天皇。
100年前のことなんだ…
外国ではステッキでは通じず、ウォーキングスティックスと言わなければいけない。
ワンド元は地を耕す農具だったがこれが魔法使いの持つ魔法の杖に昇格。
カドケウスは2匹の蛇が絡み付いた杖。蛇杖と呼ばれる。ヘルメスが手にする。エジプトのイシス、バビロニアのインイシュタルもこれを持つ。
アスクレピオスの杖は1匹の蛇。医学治療のシンボル。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
坂崎重盛 著「ぼくのおかしなおかしなステッキ生活」、2014.2発行。戦前はステッキと帽子は紳士の友だったそうです。かつては、学生ですらステッキを。ステッキには様々なメリットが。姿勢がよくなる、余計なものを持たなくなる、男らしくなる など。また、コレクションとしても価値が高かったようです。私は帽子はよくかぶってますが、ステッキ、杖ではなく使ってみましょうかねw。なお、昭和初期に銀座でステッキガールがいたそうです。散歩で恋人のように一緒に歩く娘。ハンドバックボーイもいたとかいないとかw。
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ふ、ふ、ふ。
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ステッキかっくいーと思うんですけどね。なんで流行らないんだろうなあ…。
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森鴎外のエピソードがよかったです。
硝子のステッキがほしい。 -
イギリスのステッキ文化が読めるかなと思っていたら、日本でステッキかわ流行った時代の日本文豪の話が多かった。私は、残念ながら、文豪には疎く…
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ステッキっておしゃれだと思う。
でもちょっとステッキを持って歩くのは
違和感があるし、やっぱり介護用という感じが
強くあります。ただこの本に描かれているように
戦前はステッキが紳士の持ち物だったので
いつかステッキを持って歩くのが違和感がなくなったら
面白いと思います。