万病をふせぐ眠り方

著者 :
  • サンマーク出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763131041

作品紹介・あらすじ

あらゆる病気は"正しい睡眠"で予防できる!「睡眠外来」のエキスパートによる、もっともシンプルな健康法。

感想・レビュー・書評

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  • チェック項目29箇所。睡眠が原因で病気を悪化させる人増えている。肌荒れや下痢、肥満、高血圧、糖尿病、脳血管疾患、心臓病、ガン、うつ病。これらを防ぐ最高の健康法が「睡眠」。夜遅くまで蛍光灯などの証明を浴び続けるとメラトニンの生産がストップうする。成長ホルモンの分泌は寝ている間のみ。昼間にセロトニンが充分に分泌されないと夜のメラトニンも減少する。昼間の活動が大事。睡眠の質が悪いと脳の発達にも悪影響。人間は起きてから15時間後に眠くなる・・・早起き早寝。睡眠時間が平均7時間の場合が男女ともに死亡率低い。三つの眠気サイクル・・・疲れると眠くなる。夜になると眠くなる。体温が下がると眠くなる。質のいい眠りにつけるのは夜の12時前。最低でも6時間は寝ないと体調が維持できない。夕食は就寝3時間前。質のいい睡眠に必要な栄養素・・・トリプトファン。卵やハム、干物、魚、納豆。寝つきがいい≠健康・・・寝つきがいい=疲れがたまっている。眠れないときはストレッチ。眠る習慣をつけるにはアルコール<睡眠薬。毎日服用して眠れるようになったら量を減らしていく。人間には生まれつき朝型と夜型がいる。大きな違いは体温の上がる時間帯。朝型は3時頃体温が下がり6時頃には体温が上がる。夜型は朝7時に一番体温が下がる。鼻が詰まっていると日中の眠気が2,4倍。仕事後夜9時以降の激しい運動は寝つけが悪くなる。運動は夜7時まで。栄養をとる、働く、眠る。睡眠は3番目に大事。大きな産業事故の多くは午前2時から4時の間に起こる。交通事故も多い。家族一人が良い週間だとみんなが良い習慣になる。

  • 意外と知られていないことですが、睡眠不足が原因でガンや脳卒中、心臓病、糖尿病、肥満、うつ病など、命の危険に関わるような病気にかかってしまうことがあります。 かといって、寝すぎも体によくないことがわかっており、寝すぎの人はそうでない人よりも死亡率が最大で40パーセントも高まることがわかっています。 これほどまでに健康と密接な関係があるにもかかわらず、現代人の多くは睡眠を軽視しがちです。 世の中には多くの健康法が出回っていますが、睡眠をおろそかにしていては、期待した効果は得られません。 つまり、睡眠こそが健康の基礎であり、もっともシンプルな健康法なのです。 本書では、そういった睡眠の大切さや、睡眠不足・寝すぎがなぜ体に悪いのか、そしてどうすればそれらを改善できるのかを最新の医学研究と多くの患者さんの例を交えながら、わかりやすく解説しています。

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著者プロフィール

中部大学教授

「2021年 『認知症にならない!させない!世界の実証メソッドを網羅!脳の名医が教える最高の脳活大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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