「孤独」は消せる。

著者 :
  • サンマーク出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763135667

感想・レビュー・書評

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  • 孤独感を消すために、人に必要とされるための努力をすることで自己肯定感・自己効力感を高めてきた著者。今度は身体的なハンデによって生まれる孤独感を分身ロボットによって解消しようとしているという経緯がわかった。働き方改革ってこういうことなんだろうなと思った。

  • 「孤独」は消せる。。吉藤健太朗先生の著書。ロボット研究者である吉藤健太朗先生がご自身の3年以上にもわたる不登校経験から得た考え方や価値観を語った良書です。不登校や引きこもり経験を持つ全ての人や不登校や引きこもりの子供たちと接する機会のある全ての人に読んで欲しい一冊です。吉藤健太朗先生が研究者として活躍されているのはもちろんご本人の才覚や努力によるものでしょうけれど、不登校やひきこもりのご経験が役に立っている部分も大きいのかもしれません。

  • ミッションを軸にした生き方。すごく刺激になる
    「なんだ、こんなもんかと思われることは言うな」とか
    「ここまでやるか、って思わせろ」とか
    「目安としては、周りに呆れられるまで」とか
    ※ 著者の言葉ではないけど

  • 分身ロボットOriHimeを創り出した吉藤オリィさんの自伝的な一冊。
    人生の中で孤独を感じたことのある方々、生きづらいと感じている何かしらで少数派の方々には、多少なりとも心に響くものが感じられると思う。

    人とつながり、自分のやり方でわくわくすることをする。まずは自分にできることで動き始めることが大切。

    本書の内容ではないが最近のニュースで、東京の日本橋にロボットカフェがオープンしてOriHimeと触れられるようなので、行ってみたい。

  • 人々の孤独を解消すべく、人と人とをつなぐ「分身ロボット」を発明した開発者の自伝。幼少期から人とうまく馴染めず変人扱いを受け続けてきた過去から、あえてAIを搭載しないロボットの開発へ至るまでの過程が書かれている。

    好奇心の赴くまま物事を突き詰める天才肌の人でありながらも、試行錯誤で人とのコミュニケーションを学んできたというエピソードは、自虐的で面白おかしく表現されており、ところどころぷっと笑えてしまう。マインドセット的な部分でも得るものが多い本。

  • 吉藤オリィという名前や顔は広告などで目にしたことはあったけど、詳しく知ったのは、先日再放送されたNHKの「逆転人生」という番組でした。番組を見て強く感銘を受け、すぐにこの本を読み始めました。

    決して「3年間の不登校経験を克服して素晴らしい才能を発揮した」ことが立派なのではない。この本のタイトルにもあるように、自らの体験に基づいて、不登校や引きこもり、難病患者、移動が困難な高齢者といった人たちの「孤独を消そう」という熱意で突っ走る姿、そして、それを実現させるための並外れた努力と技術力の高さが感動的なのです。

    世間の同調圧力を意に介さず、自分のスタイルを貫いているところにも、すごく魅力を感じます。

  • ミライの武器の方から読んだが、こちらも大好きな一冊になった。寝たきりになっても社会とこんな関わりが持てるのだ!と未来に勇気をもらえる。

  • 人は人に出会う生き物
    長い引きこもり期間に筆者が自分を救うために考えたノウハウがやがて世界の動けない人々を救って行く
    遠隔操作のorihime を操る人たちをパイロットっていうの素敵
    ありがとうを受け取りすぎると負債になる
    人は誰かの役に立って生きがいを感じられる
    自分でやってみた事が財産

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