- Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763138002
作品紹介・あらすじ
「意志力は役に立たない」――
人の能力に関する「従来の説」は今、科学によって
世界中で次々と覆されている。
★アメリカAmazon.comで400件以上のレビューを集め、
平均★4.7の評価を獲得した世界的話題書、ついに邦訳刊行。
★『Willpower Doesn’t Work』(「意志力など役に立たない」)と銘打たれ
刊行されるやいなや、人間の能力に関する衝撃理論の数々に全米騒然!
★『Forbes』「NBC News」「BuzzFeed」『Inc.』「HUFFPOST」ほか
欧米主要メディアが激賞!
★神経科学や経済理論にいたる「サイエンスアプローチ」、
古今東西の史実調査などの「人文学的視点」から徹底裏づけ。
精神論を排した、米国気鋭の組織心理学者による人間の行動能力に関する新説!
その人の能力は、才能や出自、そして意志の強さとは関係しない。
すべて「置かれた状況」、すなわち「環境」によって決まる――
環境が人間の能力を規定する背景を
最新科学から経済理論、そして人類の歴史で証明し、
「どうすれば、生産性が最も高まる環境を自らの手で作ることができるか」
まで踏み込んだ快著!
(本書で明かされる衝撃理論↓↓)
・山に住むために「低身長」になった民族が存在する
・経済的ステータスは「住んでいる場所」次第
・「友達の友達の体重」が自分の体重に影響する
・「職場」では頭が冴えにくいのはなぜか
・引越で「7歳児の識字能力」「睡眠時間」が変化した
・持っているだけで「プレミア」がつく(モノが減らない理由)
・金銭を払うと、人は行動を起こさざるを得なくなる etc…
「今の世の中で成功するための洞察が詰まった手引き書だ」
――アリアナ・ハフィントン(HUFFPOST創業者)
「もし今年たった1冊しか本を読まないとしたら、これにすべき」
――ビジネス誌『Inc.』
「必読本!」
――ジャーナリズム・メディア「BuzzFeed」
「成功に関してあまりにも多く存在する俗説の誤りを暴く。
本書を読めば、人生は完全に違ったものになる」
――ジョー・ポーリッシュ(ジーニアス・ネットワーク創設者)
感想・レビュー・書評
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【この作品を一言で】
自分の意志力など役に立たない。自分の人生をコントロールしたいなら、変わるための「環境」を自らで創り出し、それをコントロールする力が必要である。
【感想】
「己の成長させるためには、外的環境を変えなさい」という論理に終始した1冊。
非常に同意できるし、そしてまた決してハードとは言い難い今の自分の環境を考えると、中々耳が痛い内容ばかりでした。
作中で、以下の文章がありました。
・「ほとんどの人は、妨げるものが少ない楽な道のりを探すものだ。そのため、楽で怠惰な生き方に適応してしまう。」
・「良い木材は、楽に成長などしない。風が強ければ強いほど木も強くなる」
・「良質な木材同様、良質な人間も環境の厳しさによって異なるものだ。」
人は皆、易きに流れてしまうモノなので、自らをストイックな環境に置くという事はかなり厳しい。
ですが、一度そうした環境に身を置けば、そうせざるを得なくなってしまうため、自分の意志だけに頼って自分を律するよりも成長する事は間違いないでしょう。
(ヘタすると、パンクしてしまうかもしれないが・・・・)
強くなりたい、成長したいのであれば、自身をよりハードな環境に置き、鍛え上げる必要があるのだなと改めて思いました。
ハードな環境、楽すべからず、ミニマリスト、職住近接、ジャーナルなどなど・・・・
かなりストイックな内容の1冊でしたが、決して精神論に終始する事なく、個人的には非常に参考になりました。
中でも1番参考になり、且つ今すぐ実行できるのではないかと思ったのが「実行意図」に関する項目でした。
「実行意図」とは、「自分のミッションから妨げる行動を取りそうになった際に、代わりに行なう代理行動の事」とのことです。
例えば、タバコを吸いたくなったら腕立て伏せをする、夜食を食べたくなったら大きなグラスで水を1杯飲む、などなど。
これをすることで、無駄な時間をプラスの時間に変換する事が可能になりそうだなと思いました。
ただ、我慢しすぎると反動がヤバそうなので、「代理行動として何を行うか」は充分に考える余地はありそうですね。
本末転倒ですが・・・・
職場や自宅という面での「環境」については、個人的には今すぐ変える事が出来ません。
ですので、「環境の変化」については他の視点から取り組む予定です。
なんせ、自分に楽をさせないようにストイックな環境作りを行いつつ、自身のミッションにコミットしていけたらイイなと思いました。
【印象フレーズとアクションプランBEST3】
・必要なのは「強ストレス」と「強回復」いかにストイックに、そして強いストレス環境下で働くかが、前進と成長につながる!
⇒GOALに向けての数字管理、PDCA、GAPとRECOVERYなどを日々徹底する。
・ルーティンとして、ジャーナル(洞察、計画、目標)を書き、人生において大切なものを固めて明確にし、戦略を立て、そして優先順位を明確に固める。
⇒ジャーナルを毎日書く。日記で良いのかな??
・「実行意図」を設ける。
⇒タバコ、仕事中のサボリ癖、家でダラダラしてしまう時間などを見直して、それを埋める「実行意図」を設ける予定です。
【内容まとめ】
1.意志力など役に立たない。
自分の人生をコントロールしたいなら、その方法に「意志力」をチョイスしてはいけない!
必要なのは、変わるための「環境」を自らで創り出し、それをコントロールする力なのだ。
「環境」を自らの手で形作ることで、自分の考えや行動も間接的に形作っていくことになる。
2.コミットすること
→事前に「投資」する
→「公言」する
→「期限」を設定する。
→「フィードバックをもらえる仕組み」や、「自分が責任を負える仕組み」をいくつか作る。
→「自分の決意に反するもの」は外的環境から全て除外する
3.「楽な群れ」に加わってはいけない。
「楽な群れ」だと成長できないからだ。パフォーマンスの期待と要求が高いところへ行きなさい。
重い責任を与えられ、よりプロフェッショナルなトレーニングを受ける環境であれば、自ずと人は成長するものである。
意志力だけでなく、それを達成するための適切なツール、そして「土壌」がなければ人は育たない。
4.必要なのは「強ストレス」と「強回復」
いかにストイックに、そして強いストレス環境下で働くかが、前進と成長につながる!
・職場には注意力散漫になるものは何一つ置かない、非常にシンプルな部屋。
・物事をうまく運ぶために、意図的に自分に物凄いプレッシャーをかける(締切、周りからの期待、約束などに常に追い立てられる環境)
・休日は睡眠をたっぷりとり、趣味に興じて、「リカバリーのためのインターバル」を行うことで週明けからの強ストレス環境下に備える。
5.ほとんどの人は、妨げるものが少ない楽な道のりを探すものだ。そのため、楽で怠惰な生き方に適応してしまう。
もっと強くなりたければ、厳しいトレーニングを積む。
仕事で世界レベルになりたければ、もっとハードルの高い仕事に身を置く。
成功への思い入れを今よりもっと強く持つ必要がある。
6.朝のルーティンとして、ジャーナルを書く。
洞察、計画、目標を書き出す。
これは毎日しなくてはならない。
洞察や目標を固めて明確にし、戦略を立て、そして優先順位を明確に固める。
人生で大切なものにスポットライトを当てる時間を持とう!
7.「実行意図」を設ける。
→自分が進路から外れてしまった時に何をすべきかを事前に決めておくこと。要は、「失敗に向けた計画」を行う。
→要は、自身の欲求に対してわずか数秒でも気をそらすことが出来ると、多くの場合そのときに感じた欲求は消えて無くなる。
(例)
・「もし◯◯したら、××する」
・仕事中に何か別のことをしたくなったら、席を立って腕立て伏せをする。
・ポテチを食べたくなったら、大きなグラスで水を一杯飲む
・タバコが吸いたくなったら◯◯をする。
8.「リスク無し」だと人は怠け放題。
あらゆるリスク、困難、危険を排除した環境では、「勇気」を育てることができない。
自分のパフォーマンスで報酬が決まる環境で働く勇気がある人は、えてして裕福となる。
事実として、アメリカの富裕層は殆どが事業のオーナーか歩合制で働いている会社員だ。
9.「誰といるか」が極めて重要!
クズといるのは論外。
だが、一匹狼気質がある人は、それもまたそこまで多くの仕事をこなすことはできない。
自立を目標とせず、目指すべきは「持ちつ持たれつの関係」と「相乗効果」だ。
【引用】
FULL POWER
p4★
・意志力など役に立たない。
大きな目標を立てて取り組んでも、気づけば元の木阿弥なことが多々ないだろうか?
自分の人生をコントロールしたいなら、その方法に意志力をチョイスしてはいけない!
必要なのは、変わるための「環境」を自らで創り出し、それをコントロールする力なのだ。
p8
・コミットすること
→事前に「投資」する
→「公言」する
→「期限」を設定する。
→「フィードバックをもらえる仕組み」や、「自分が責任を負える仕組み」をいくつか作る。
→「自分の決意に反するもの」は外的環境から全て除外する
p13★
・変わるために必要なのは「環境作り」
環境を自らの手で形作ることで、自分の考えや行動も間接的に形作っていくことになる。
p38
・「住んでいる州」が経済状況を規定する。
人が社会経済的なステータスをどれだけ改善できるかは、自分の住んでいる街に大きく依存する。
積極的に「場所」を変えない限り、残りの人生に多大な影響を及ぼすのだ。
p69★
「楽な群れ」に加わってはいけない。成長できないからだ。パフォーマンスの期待と要求が高いところへ行きなさい。
重い責任を与えられ、よりプロフェッショナルなトレーニングを受ける環境であれば、自ずと人は成長するものである。
意志力だけでなく、それを達成するための適切なツール、そして土壌がなければ人は育たない。
p82
・これが「最有効戦略」だ!
→必要なのは「強ストレス」と「強回復」
職場には注意力散漫になるものは何一つ置かない、非常にシンプルな部屋。
物事をうまく運ぶために、意図的に自分に物凄いプレッシャーをかける(締切、周りからの期待、約束などに常に追い立てられる環境)
いかにストイックに、そして強いストレス環境下で働くかが、前進と成長につながる!
そして、休日は睡眠をたっぷりとり、趣味に興じて、「リカバリーのためのインターバル」を行うことで週明けからの強ストレス環境下に備える。
p93★
ほとんどの人は、妨げるものが少ない楽な道のりを探すものだ。そのため、楽で怠惰な生き方に適応してしまう。
「良い木材は、楽に成長などしない。風が強ければ強いほど木も強くなる」
良質な木材同様、良質な人間も環境の厳しさによって異なるものだ。
もっと強くなりたければ、厳しいトレーニングを積む。
仕事で世界レベルになりたければ、もっとハードルの高い仕事に身を置く。
成功への思い入れを今よりもっと強く持つ必要がある。
p104
・「すべてから離れる日」をつくる
自分の仕事や生活から完全に離れ、今という時間に集中しよう。
仕事のツールや携帯電話などを手放し、ただ急速とリカバリーのためだけの日を作る。
じっくりと何かを考えたり、リラックスしたり、学んだり、ジャーナルを書いたりしてみよう。
p118
・朝のルーティンとして、ジャーナルを書く。
洞察、計画、目標を書き出す。
これは毎日しなくてはならない。
洞察や目標を固めて明確にし、戦略を立て、そして優先順位を明確に固める。
人生で大切なものにスポットライトを当てる時間を持とう!
p124
・ミニマリズムの推進
すべてを「整理整頓」せよ。
人生から過剰な荷物を降ろす作業には手間がかかるが、そのままでいるほうがずっと負担になる。
次のレベルに進化するには、あらゆるものを手放すこと。
クローゼットから要らない服、キッチンから要らない食べ物、本棚から要らない本、靴箱から要らないクツなど。
何もかも「持てる数」を決めたほうがいい。
p176★
・「実行意図」を設ける。
→自分が進路から外れてしまった時に何をすべきかを事前に決めておくこと。要は、「失敗に向けた計画」を行う。
例
・「もし◯◯したら、××する」
・仕事中に何か別のことをしたくなったら、席を立って腕立て伏せをする。
・ポテチを食べたくなったら、大きなグラスで水を一杯飲む
・タバコが吸いたくなったら◯◯をする。
要は、自身の欲求に対してわずか数秒でも気をそらすことが出来ると、多くの場合そのときに感じた欲求は消えて無くなる。
p203★★
・「リスク無し」だと人は怠け放題。
あらゆるリスク、困難、危険を排除した環境では、「勇気」を育てることができない。
自分のパフォーマンスで報酬が決まる環境で働く勇気がある人は、えてして裕福となる。
事実として、アメリカの富裕層は殆どが事業のオーナーか歩合制で働いている会社員だ。
p294
・「誰といるか」が極めて重要!
クズといるのは論外。
だが、一匹狼気質がある人は、それもまたそこまで多くの仕事をこなすことはできない。
自立を目標とせず、目指すべきは「持ちつ持たれつの関係」と「相乗効果」だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この本を手にしたとき、スマホの電子版で読み、コーヒーを片手にしながら読んでいたこと。
(依存性についてスマホとコーヒーの指摘がある)
と「デジタルミニマリスト」を読もうと思ってたけど、もしかして似たような話かな?とここらへんで興味を持ち読み始める。(あと、この本の方が安かったから…)
自分の「意志力」をどうにかすることによって変わるのではなく、周りの環境を構築することで変わる。と言いたいようです。今までは自分の「意志力」の無さから、どうにか高められないものかと何冊か読んだことがあるが
これはどうだろうか?
序章では上記のようなことが語られていて、他の本でもやはり「何故集中できない要素があったのか?例えば周囲にスマホがあったのならどこかにしまえばよい」と環境を変えることについては少し触れられていた。新しくはない。
ダーウィンの進化論の話から、付き合う仲間からの無意識下で影響を受けると言う話になり〜離婚して無職になった友人の話、まで読む。ん?
「カチサッカー効果」の話
そしてまた事例…オイオイ
事例多いので適度に事例部分は読み飛ばす。
スマートフォンなどのデバイスの遮断
仕事を家庭に持ち込まない遮断
朝の時間にルーティンを作る。
自分の目標設定やあれやこれやのジャーナルをつける。
目標に向けて改善する「行動する」ができているか?のチェックを行う。
何が成果につながり何が無駄か?
ここら辺も読んだことある。
「実行意図」
◯◯をしそうになったら××をするとあらかじめルールを決めておく。
などの「小さな改善のアイデア」や
「自己に投資すること、帰還が不可能な点を越えて挑戦すること」について(心構え)書かれている。
無駄にダラダラ見てしまうSNSを生活から排除する。と言う考え方良いし、別の工夫では「他人に公言して、義務感や責任、やらざるを得ない状態を作ることで追い込む」ことについても書かれていて、これはSNSも有効な気がした。
読んだことをつなげながら考えると、自分には「嫉妬」からくる「拒絶」が自分の中にあることに気づく。本当は自分もやりたいことを自由にやれている人が多すぎる様に見え(無意識に影響され)、悲観的に自分の今の状況は制約が多すぎるように感じる。それをどう変えるか?なんかヒントがありそう…
自分の生活の中にある「デフォルト」が本当に良いものか疑う。改善策を考える。あたりから手をつけてみよう。
まだ、全部読み解けたとは思えないけど
新年だし、あまり深く考えず、
疑わずに「行動」してみる。
(SNSのアプリは消した。)
それにしてもタイトル、
こう言う本で「最強」とか「天才」ってつくと
なんかダサさいなぁ…-
実践している人が、少し余裕のある人に読めてしまうのは偏見か?
それも投資か?
最適化することの1ケースとして捉えなくてはならない。実践している人が、少し余裕のある人に読めてしまうのは偏見か?
それも投資か?
最適化することの1ケースとして捉えなくてはならない。2020/01/16
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環境が全てを示しているということがわかる一冊です。エビデンスもすごいいいのと翻訳がすごいうまくいっていてやっぱり編集がすごい読みやすい文章にしているかなと思います
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今後やりたいこと
①スマホなしで公園に行く。p89
その時に集中する。
②自宅外に聖地を作る。p121
自分の頭で考える時間にする。 -
一貫して、環境の変化させないと状況は変わらないということを伝えている。
行動起こすトリガーを生まないと人は行動を起こさないということが理解できた。
たしかに、その環境がなければ、出来ないのであれば必要のない行動はしないと感じた。
最初は反射反応が起こるだろうか人間は適応能力が高いので慣れていくと思われる
もし〇〇したら××するという障害への対処法を決めるとで、素早く目標に到達できるのではないかと感じた。
環境のデザインのために成功せざるを得ないような状況を作り出していこうと思う。
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読書メモ
①意思力など役には立たない。代わりに必要なのは、環境を自分で作り出し、それをコントロールする力。
②あなたの人となりが、あなたの行動を決めているのではない。あなたの行動があなたの人となりを決めているのだ。
③最適化→自動化→アウトソーシング。自分にしか出来ないことを残して、それ以外は、誰か他の人やテクノロジーにやってもらう。
苦しむのは、すべてのプレッシャーを自分にかけているから。 -
環境を整えることに注力すると、今までとは違う考え方で物事にアプローチできる気がする、
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意志を保つ為に環境を整える。
自分の行動の全てが環境に左右されているとは流石に思わないけど、確実に環境から影響を受けて、自分という人格が形成されているとは思う。
良い影響を受けるように、自らを良い環境に置きたい。
『あなたは環境の産物だが、その環境はあなた自身が積極的に下した決意でないといけない』 -
依存状態が当たり前になっている、そんな自分の人生をコントロールしたい
人は何にでも慣れる習性がある。
現在の状況をもとにでなく、自分が行きたい場所を基本として決断を下す
いいトリガーを自分で仕掛ける
毎朝目標を思い出し、絶対に達成したいと思わせてくれる状況に自分をもっていく必要がある。
とんでもないレベルで切り替えしよう
強力なストレスとリカバリー
メンタルと体をしっかりと仕事から切り離せる人だけが仕事を再開する時に改めてしっかりと仕事に取り組める
意志力より環境を整えるべき
依存症とは自分の行動を無意識のうちに自己破滅的な環境にアウトソースしているパターン
あなたの価値や能力は相対的であり、固定された不変のものではない。物事の間に存在する状態が現実
楽な群れに加わってはいけない。成長などできないから。パフォーマンスへの期待と要求が高い所へ行きなさい
意志力に頼るには障壁がありすぎる
意志力に頼る段階は目標が分かっていないから心の中に葛藤がある
高い目標設定もわずかな行動にしか効果は見られらない
目標と相反するトリガーを引いてしまっている
単に行動をかえるだけでアイデンティティはすばやく変えることが出来る
ドーパミン放出に依存するようになると、
気をそらすものとしてやってくる。 -
本書ポイント3つ
①自分の意志の力ではない。環境が成功に導く
→環境を変えることで、成功をつかむ
②「環境に振り回されず、自分の意志で成功をつかもう」というよくある心理学とは真逆の考え方
③自分の意志の力ではなく、やらざるを得ない状況、環境にしたらできる
→環境を作り上げれば、なりたい自分になれる。
すなわち「自分で環境をコントロールすること」が目標達成の鍵になる
★自分を取り巻く環境とは?★
①場所(住む場所、職場、作業する場所など)
②対人関係(友人、家族など)
③持ち物(スマホ、車、衣服など)
④食べ物(砂糖、ジャンクフードなど)
確かに、周りの環境という影響を受けやすい自分のインプットを変えることで、アウトプットの質も変わり、目標を達成しやすくなる。
しかし、本書に行動や習慣を変えることについても書かれており、それについては「意志力」が必要なんじゃないかな?と思うような内容もちらほら。
結局のところ環境だけをコントロールするだけでは難しく、意志の力も必要なのだろう。
結論。
今している行動、達成したい目標にぴったりと合う環境に意識的に変え、その環境の中でしっかり自分をコントロールすることが大切。