頭のそうじ心のそうじ: 人生をキレイにする

著者 :
  • サンマーク出版
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763197986

感想・レビュー・書評

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  • 掃除と言うのは、ものを大切にすると言う事でもあります。そして、ものを大切にすると言う事は、結局、人を大切にすると言うことにつながるのです
    掃除はその場所をきれいにすると同時に、掃除をした人の心の中や、頭の中の気の流れを良くしてくれるのです
    小さな努力の積み重ねが、ある日花開いて大きな変化となることがあります。何かを変えたいと思ったら、まず自分が変わることです

  • 「そうじ」というキーワードから、非常にためになる話でした。

    僕が勉強になったこと一覧
    =======
    いまの自分の行動からさらにまた考えるという人は、やはり「学習効果」というものが出てきて、同じところからスタートしても、どんどんやり方がうまくなってくるものです。
     ところが考えない人というのは、最初から終わりまで同じやり方をします。その差は実にはっきりとあらわれます。

    なんでもとりあえず、放り込まずに、机の引き出しのなかを整理してみてください。きっと、頭の中も整理されるはずです。

    人間は、見ているものに自分の気持ちも似てくるものです。雑然としたものに囲まれていては、頭も心も整理できません。

    自分の「分」以上の無理をしたり、格好をつけたりせずに、心に余裕をもって生きることが大切です。

    ティッピングポイント

    世の中は、たいへんなことをやった人のみが成長するようにできている。

    殷の「象牙の箸」

    悩みを抱えた人:
     ため息→姿勢が悪い→呼吸が浅い→いいわけをする・愚痴が出る→ため息

    お金で損した上に、怒りや恨みで自分の精神を後ろ向きにするのは、二重の損になってしまいます。

    自由とは、なんでもわがままに勝手放題にすることではありません。ルールを守るからこそ自由の幅が広がるのです。
    自分のわがままが通ることを自由だと勘違いしている人の自由はとても狭いのです。

    国家というのは、外から滅ぼされることはまずありません。ほとんどが内部から壊れるのです。

    自分に余裕がないときほど、人に親切にすれば、これが最良の確実なストレス解消法になります。

    最悪の状況を先に覚悟しておけば、パニックになることを抑えられます。そうすれば、あとはたくましく上を見ていくだけです。

    手を抜けば、ラクはできます。しかし、かえってあとで手がかかるのです。ミスも起こりやすくなるものです。

  • 明日は雨か嵐か知らねども…を思い出した。
    1999年を物心ついて過ごした当時のワカモノ、
    2012年を物心ついて過ごしてるいまのワカモノ、
    こういう言葉をこころにおいて過ごさねば
    ブレブレになって見えているものも見失うよね。

  • 大成するには小さいことをコツコツと地道にするしかない。
    最初から大それたこと、大きいことはできない。
    「庶務」や「雑用」をさせて人前以上のことができない人は大成しない。
    心配りや気配りは一朝一夕には身に付かないのだ。
    それにはまず、トイレ掃除が最短距離になる。

  • 人生は利他に尽きます。

  • 20/12/8 70
    他人を幸せにすること、喜ばせることを考えるようになれば、つまらない妄念など、ほとんど湧いてこないものです。

    じっとしているよりも、手足をうごかすこと。手近なところから整理整頓をすること。それが大きな転換のポイントです。

    「動中の工夫は、静中に勝ること百千憶倍」白隠

  • イエローハット社長の掃除論。悩んだら手を動かせ、体を使え

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著者プロフィール

昭和8(1933)年、東京生まれ。昭和27(1952)年、疎開先の岐阜県立東濃高校卒業。昭和28(1953)年、デトロイト商会入社。昭和36(1961)年、ローヤルを創業し社長に就任。平成9(1997)年、社名をイエローハットに変更。平成10(1998)年、同社取締役相談役となり、平成20(2008)年、取締役辞任。平成22(2010)年、退職。創業以来続けている掃除に多くの人が共鳴し、その活動はNPO法人「日本を美しくする会」として全国規模となるほか、海外にも輪が広がっている。著書に『凡事徹底』『続・凡事徹底』(以上、致知出版社)、『鍵山秀三郎「一日一話」』『すぐに結果を求めない生き方』(以上、PHP研究所)などがある。

「2020年 『大きな努力で小さな成果を――平凡なことを非凡に努める「凡事徹底」の生き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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