使徒的共同体: 美徳なき時代に

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  • 教文館
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784764265776

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  • 欧米の物語神学を媒介に、アメリカ政治哲学におけるリベラル・コミュニタリアン論争で明らかにされた「共同体」理解の、キリスト教的意義を論じている。
    物語神学やキリスト教共同体論は、どちらかと言うとポストモダンの新福音主義やウェスレアン、またアナバプティズムの伝統と親和性があるように思う。しかし元東京神学大学の学長である著者は、改革派・長老派の伝統に自覚的に立って論じている。その点、本書は、また著者の芳賀先生は、異なる伝統を橋渡しする大切な役割を果たしておられると思う。

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著者プロフィール

1952年、神奈川県生まれ。1987年、ドイツ・ハイデルベルク大学より神学博士号取得。現在、東京神学大学教授(組織神学)。2013年4月―2017年3月、同大学学長。

「2017年 『義認と自由 宗教改革500年 2017』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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