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- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784764265776
感想・レビュー・書評
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欧米の物語神学を媒介に、アメリカ政治哲学におけるリベラル・コミュニタリアン論争で明らかにされた「共同体」理解の、キリスト教的意義を論じている。
物語神学やキリスト教共同体論は、どちらかと言うとポストモダンの新福音主義やウェスレアン、またアナバプティズムの伝統と親和性があるように思う。しかし元東京神学大学の学長である著者は、改革派・長老派の伝統に自覚的に立って論じている。その点、本書は、また著者の芳賀先生は、異なる伝統を橋渡しする大切な役割を果たしておられると思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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