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- Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784764265936
感想・レビュー・書評
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(07.20.2016)
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キリスト教にハマっていた時に読んだ。
素晴らしい。最高。
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「神の痛みの神学」で著名な北森嘉蔵による哲学史入門。プラトンやアリストテレスのギリシャ哲学から、カントやヘーゲル、シェリングらのドイツ観念論に至るまで、計10人の代表的な哲学者たちを扱っている。
カルチャーセンターで語られたテープ記録を起こして整理されたもので、記述は平易。しかしキリスト教神学と触れ合う重要なポイントをしっかりと押さえている。キリスト教思想史の学習に必須の西洋哲学史を、神学者である著者が自家薬籠中の物としていたことが窺われる。
格好の西洋思想史入門として、神学校のテキストに最適の1冊。本書を手掛かりに豊かな原書の世界に分け入ってみてはいかがだろうか。
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