看板建築・モダンビル・レトロアパート

著者 :
  • グラフィック社
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本棚登録 : 129
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766126426

感想・レビュー・書評

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  • データーだけで一切解説はないが、建物の写真を見ているだけで、愉しい時間を過ごせる。版も大きいし、件数も多い。看板建築は、東京だけでなく、全国にあるんだなあ。ほとんど正面だけで勝負する建物は、まるで映画のセットのようだ。看板建築も、モダンビル、レトロアパートも維持していくのが大変だろうと思う。レトロアパートは、あんまり住みたくなるようなところじゃないな。

  • 表紙は神田の「サカエヤ」です。実際に見に行ったことありますが、完全にタイムスリップしている見た目で近くで見ると迫力あります。
    この本はとても貴重な記録です。7年前の写真ですが恐らく既に無い建物が沢山あ
    ると思います。ここ数年災害や景気の関係で古い建物がどんどんなくなっています。なんと立石も都市開発されて飲んべ横丁も消滅するらしいです。寂しいですが町は生きている人々の物ですからね。ノスタルジーだけで語ってはいけない事も分かってはいるのですが・・・。

  • この充実の内容で、ほぼカラー写真で、この値段は明らかに安い! と胸を張って人にお勧めできる本。ただしそのジャンルはかなり人を選ぶが。

  • 看板建築・モダンビル・レトロアパートの写真集。
    レトロ建築フェチなので、いつまでも眺めていられる。間取りが紹介されているのも嬉しい。看板建築は、柱が本の背表紙になってたり、ペンを象ってあったり、それぞれのお店の特色を出したデザインがすごくかわいい。タイルひとつをとっても趣き深いというか、風情があっていいなぁ。最近近所でも古い建物がどんどん壊されてマンションに変わっていっているので、悲しい。

  • レトロ建築物の写真集。
    古き良き時代の建築物がてんこ盛りで眺めて楽しむ本(〃艸〃)ムフッ。
    レトロアパートが好きなわりに
    看板建築や商店建築にはさほど興味がなかったけど
    この写真集を見て看板建築や商店建築に開眼!!(笑)
    この時代ならではの良さ、大正・昭和のレトロが乙女心を擽る( ´艸`)ムププ

    函館も載ってるかな?と思ったら
    最後のページに
    函館市地域交流まちづくりセンター(旧丸井今井百貨店)が載ってたよ (^_-)-☆

  • 日本全国の看板建築、モダンビル、レトロアパートを集めた写真集(奥付の注意書きによれば「資料集」)だ。
    ひとつひとつの建物に対する内容は浅いのでぱらぱらとめくりながら、往時の流行などを想像しつつ楽しむのに適している。
    同潤会アパートなどすでに存在しない建物も多く、こんな建物があったのかと惜しく感じる。
    それにしてもこの大正期~昭和初期のデコラティブな建築様式は、建築史的には全然王道じゃないんだろうけれどすごく魅力的だなと思う。
    現代に遺されているものも寿命が限られていそうなので、取り壊されてしまう前に見てみたいと思った。

  • 大好きな看板建築を中心とした、レトロ建築物の写真集。東京近辺のものはかなり実物を確認しているけれど、地方のは余りみていいなかった。大阪府を含めて関西の物件が少ないのは何か理由があるのだろうか。

  • 見ているだけで楽しそう!
    此れを見て思い出したのがNHKの番組、、、
    小さな旅【たいせつな看板 ~茨城県 石岡市~】NHK
    http://www.nhk.or.jp/kotabi/archive/2014/konkai_140112.html

    グラフィック社のPR
    http://www.graphicsha.co.jp/book_data.php?snumber3=1433

  • 埼玉県川越市太陽軒

  • 眺めているだけで楽しい!!
    見たことあるけど既になくなっている建物もいくつかあって、懐かしさでちょっと胸がいっぱいになりました。
    同潤会アパートの写真が多いのも個人的には楽しさマシマシでした。

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著者プロフィール

近代建築写真家。1964年埼玉県生まれ。早稲田大学芸術学校空間映像科卒業。約35年にわたって、日本各地の近代建築物件を踏査・撮影。2000年以降は、戦前日本の植民地や租借地とされてきた主要都市や建築物、さらには日本の近代建築に影響を与えた19世紀末以降のヨーロッパにおける主要建築の取材・撮影を刊行。これまでの撮影物件数は、約2600件に及ぶ。
その間、「盛美館―和洋折衷のかたち―」、「記憶の間」などの個展を開催。主な著作:『日本近代建築大全 東日本編・西日本編』(講談社、米山勇監修)、『死ぬまでに見たい洋館の最高傑作』(エクスナレッジ、内田青蔵監修)、『日本が世界に誇る名作モダン建築』(エムディエヌコーポレーション)など。

「2021年 『写真と歴史でたどる日本近代建築大観』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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