- Amazon.co.jp ・マンガ (185ページ)
- / ISBN・EAN: 9784766334715
感想・レビュー・書評
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押切蓮介自伝!自虐ネタ多し!今時の漫画家はこうだ?
ホラー漫画家の押切蓮介が自分の過去を時にホラーテイストに時にギャグも取り入れ時に自虐的に描いた押切蓮介ファンは泣いて喜ぶ(?)自伝漫画。
人と付き合うのが苦手、ゲーム大好きな若手漫画家の生活感溢れる内容は何だか読んでしまう。
親近感が湧いた方。きっと楽しめます。
他の作品とも違う独特なタッチなので苦手な方のが多いかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
元気を奪われたり、くすっとして少し元気になったりで、プラスマイナスゼロ、という読後感でした。エッセイをマンガにした感じでしょうか。近藤先生がヤバすぎるけど、ああいう先生、確かに実在したんですよ。
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「でろでろ」の巻末に描かれていたエッセイ漫画が面白かったので購入を即決。うん、買って良かった(^^)
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良い感じにクスリとし、良い感じに嫌な気分になる。
そして地道に地元話が混じり込んでてキャッてなった。
キャッて。 -
ホラーギャグ漫画家の日常
お母さんとの会話が面白かった!
つづきでないかな… -
押切氏は、頑固と言うか素直と言うか愚直と言うか……悪い意味でなく不器用なんだと思います。
それからお母さんのキャラが立ちすぎ。
「運動とはまさに運を動かすこと」
って、良いこと言ってるような、たいしてそうでもないような。 -
怪談あり暴力あり、怖い。
でもなにかその根底にある母子家庭の感じ、そこが巧い。
Bbmfマガジンは連載のセンスがめちゃめちゃいいと思う。 -
「でろでろ」の押切蓮介によるエッセイマンガ。
鬱屈とした灰色の青春と未だに苦悩ばかりの漫画家となった現在を描く。こんなに叙情的な表現も出来るのかと驚かされた。
「でろでろ」に通じるような恐怖体験も。
煩悶を繰り返しながらも、現実逃避や突発的一念発起でなんとかその場を乗り越える主人公の姿に共感。最後に見開きで描かれる母親の言葉なんか感動的ですらある。
「カラスヤサトシ」といい、福満の「僕の小規模な~」といい、これといい、最近比較的メジャーでない漫画家の鬱屈とした自意識を扱った作品が多く出ていることは、世相を反映しているようで興味深い。いずれの作品も面白いし。 -
とてもシュールですが、好きな世界観です。作者本人が、世の中をとても斜めに見ています。それがとても味が出ていてます。できればすべて筆ペン(なのかな?)で描いてほしかったです。押切先生を知らないと楽しめない1冊なので、不親切ではあるかも知れません。