死日記

著者 : 桂望実
  • エクスナレッジ (2002年12月発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784767802114

作品紹介

十四歳の少年は、なぜ事件に巻き込まれたのか。活気と希望に満ちるはずの少年時代に、しのびよる『死』の影。少年は何を感じ、誰と出会い、どう生きてきたか。日記に淡々と綴られた少年の日常が、そのひたむきな思いを浮き彫りにし、胸を打つ。エクスナレッジ社名変更1周年記念企画「作家への道!」優秀賞受賞作。

死日記の感想・レビュー・書評

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  • これ程読んでいてつらい話はない。連日のように報道される児童虐待死。その生の声をこの日記が代弁してくれているように思えた。読み進める度に心臓がキュッと圧迫されるような苦しみを覚え、そして最後は涙なしにおれない。本当に悲しい。唯一無二の肉親から愛情はない分、この少年は周囲の人に愛されていた。そのお陰で少年の少年らしさが垣間見れ、ほんの少し救われた。

  • 商品説明から予想される内容とは全然違った。

    日記形式で書かれる内容に 切なくなった。

    親が子供を殺したり 子供が親を殺す今の時代。

    殺される側の心情に こういうものもあるのかなと。

    殺す側を追求するシーンもあるけど 心理描写がなくってつまらない。

    でもそれが狙いなのかな。

    なんだか 最初から最後までずっと重く悲しい作品だけど

    少年の周りの人がみんな優しくて良かった。

    イヤだけど キライじゃない作品。

  • 図書館で借りた本。
    14歳の少年は、なぜ事件に巻き込まれたのか。
    活気と希望に満ちるはずの少年時代に、しのびよる「死」の影。
    少年は何を感じ、誰と出会い、どう生きてきたか。
    日記に淡々と綴られた少年の日常が、そのひたむきな思いを浮き彫りにし、胸を打つ。
    2日くらいで読めた。
    すごい切ない。
    潤はてっきり人を殺したのかと思ったら潤が死んじゃったのね。
    ほとんど日記だけで本文を埋め尽くしていたのがすごかった。

  • 2015.12.13予約
    2016.1.15
    鳥羽図書館より借受

  • *中学生の少年の日記と、その母親と刑事の会話。少年と母親の間に、どんな事件が起きたのか*
    少年の書いた日記を読む形になるので、余計に感情移入してしまいました。
    何も考えず、ラストへ一直線に読んでほしいです。

  • 14歳の少年の1年間の日記。
    あらすじだけたどると救いがないが、少年の心に救われる。悲しい哀しい愛しいお話。

  • 暗い。しかし、いくら今メジャーな作家さんでもこんな初期の覚束ない作品を書籍化しちゃうのはどうなのだ。

  • 最後の最後まで望んでました。

  • 図書館でちょっとおもしろいかなあ?!って思って借りた本。
    でも.いとこに「怖ーい!!!」って言われた 笑
    母にも.「絶対殺人とかで加害者とかになったら.図書館で陰湿なもの借りてますしねーって言われるよね〜」って言われた 苦笑
    でー.ぶっちゃけ初めはつまんなかったんですよ。
    暗ーい話なんで.自分も暗くなっていくし・・・。
    何でこんな本読んでんだろー?!って本気で思い始めたからね。
    でも.読み始めたから最後まで読まなきゃなあっていやいや読み続けてたんだけど・・・。
    4分の3くらいになって.主人公の男のコの気持ちがわかってきて・・・何かね。続きが気になるの。
    本当に悲しい・寂しい作品で自分の幸せさを感じるんだよね。
    このコはどんだけ辛かったんだろう?!って。
    結局寂しい終わりになっちゃうんだけど。
    この本は読んで欲しいような読んで欲しくないような微妙な本だなあ・・・。
    でも.1人で読んでたらとことん暗くなりそうだから.気をつけて下さい。
    大事な家族のいるところで読んだら.家族を大切に思うと思うし.恋しく思えると思います。

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