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- Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
- / ISBN・EAN: 9784767816234
感想・レビュー・書評
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保存版としても十分価値あり。もっと建築の基本を勉強してからの方が楽しめる。欲を言えば、建築用語を巻末にでもまとめて説明があれば素人にはとっても親切。
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東京都内(一部横浜もあり)のさまざまなエリアごとに、現代、江戸時代、戦前と3枚の地図を比べながらそのエリアで見どころとなる建築物を紹介した面白い試みの一冊だ。
寺社は江戸時代から同じ場所にあるものが当然多く(上野の寛永寺は全然別。寛永寺の敷地が広大だったことは知っていたけれど地図で見比べると現代との違いが歴然でびっくり)、かと思えば三枚とも全然様相が違っていたりもして、昔は武家地だったところに今はこんな建物が建ってるのか、とか、時代の変遷を感じる、とか比べるだけで本当に面白い。
品川って御殿山の向こうは海だったんだな。
建物自体の紹介も簡潔ながらツボを押さえていて、建築家や様式の紹介もコラムなどで押さえてくれているので一冊あると東京の街歩きが楽しくなりそうだ。
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