関西弁で読む遠野物語

  • エクスナレッジ
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784767827261

感想・レビュー・書評

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  • <東北の本棚>妖怪たち親しみやすく 河北新報
    https://sp.kahoku.co.jp/special/spe1183/20200629_02.html

    エクスナレッジ
    http://xknowledge-books.jp/ipscs-book/BooksApp?act=book&isbn=9784767827261

  • 東北地方 岩手 遠野地方の摩訶不思議な妖怪や亡霊が、登場する物語り。

    それをわかり易く、関西弁にしてある。
    関西人なので、違和感なく読んでいたのだが、、、ああ~~~関西弁なのだ・・・と、途中で気付きながら、読んでいた!(笑)

    文語体だったら、どんなに読みにくいであろうと、、、、と、きっと、お祖父さんやお祖母さんが、孫を叱ったり、寝かしつける時に、お話をしたのだろう。

    何か、不思議な事が起こったら、「天狗様の仕業」なんて・・・言っていたのだろうか?

    そして、話の最後には、「これでドンドハレ」と、結ぶことで、完結したことにするのだろう。

    しかし、どれも、話の多くは、悲しい結末や妖怪に食べられてしまうか、祟られて死亡する話が、多い。

    それだけ、この当時の人は、「死」というものを真剣にとらえていたのだろう。

    読み易かったのだが、、、現代の子供に聞かせる話は、ディズニー的なものの方が、夢があるのでは・・・と、思いながら、この本を閉じた。

  • 遠野物語はいつか読んでみたいなと思っていたので、どんなものかと思い手に取ってみました。関西弁に慣れ親しんでいる人は面白いくらいすんなり読めるかと。

  • 関西弁で書いてあるから読みやすいだろうと思ったが、私が使う関西弁とは微妙に違うため少し気になった。
    訳・解説をされている畑中氏は大阪市東住吉区生まれらしい。

    適度に訳注もあり分かりやすかった。

  • 382-Y
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著者プロフィール

1875年生。民俗学者。『遠野物語』『海上の道』などの著作により民俗学の確立に尽力した。1962年没。

「2022年 『沖縄文化論集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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