図書館利用の達人: インタ-ネット時代を勝ち抜く

著者 :
  • 現代書館
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784768469866

感想・レビュー・書評

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絞り込み
  • インターネット情報は、情報が雑多で過大に膨らみすぎ、情報を選択し絞り込む作業が頻繁に必要になる。また、批判的視点の情報が少ない。インターネットでは浅くて常識的な情報しか集まらないが、図書館情報は、インターネット情報よりバランスがとれていて、優れている場合も多い。(p.14、p.201)

    インターネット情報と図書館情報には際だった違いがあり,両方を補完してつかえばよい。図書館情報は,専門性,濃厚性,深化性,批判性,分類性,公共性がある。一方,インターネット情報は,利便性,即応性,標準性,共有性,集中性,個人性がある。また,図書館情報は原則的には無料であるが,インターネット情報は原則的には有料である。(p.34-35)

    有料・無料では,両方とも無料と感じられるが,税金と接続料で両方有料ともいえる。

  • あいまいに調べる/多面的な資料の利用

  • 今度、図書館に行ったら企画展示本コーナーも見てみる

  • 図書館の紹介や利用方法などをまとめた本。
    見出しに「○○の極意」という表現が並んでいるが内容は極意でもなんでもなく、一般的な利用方法が書いてあるだけだった。
    著者は数十年にわたって何十万冊もの本を活用してきたという。それなら相当効率的な情報収集の方法を修得しているのだろうと思ったが、予想を裏切られた。確かに幾つもの図書館をハシゴして沢山の資料を集めるのは一種の技能だろう。しかし今なら図書館でコピーを頼まなくても借りて帰ってスキャンしてもいいし、インターネットの情報も併用できる。もっとデジタル技術も活かせばいいのではと感じてしまった。
    特定の図書館の新しい取り組みやユニークな特徴を紹介している部分は興味深く読めた。

  • メディアマーカー・読了コメントRSSで興味。
    最新の図書館の使用方法が読みたかったのでうれしい。

  •  多くの著書をもつノンフィクション作家/歴史研究家である著者が、豊富な経験をふまえて図書館利用のノウハウを網羅的に明かした本。

     微に入り細を穿ったアドバイスといい、図書館の最新事情についての情報の豊富さといい、実用書としての価値はかなり高い。

     ただ、はるか年長のベテラン・ライターをつかまえてこんなことを言うのはナンだが、著者の文章はあまりにも無味乾燥にすぎる。プロのライターが書いたとはとても思えない、シロウトが「市民だより」とかに書くような文章。リライトかけたくなる。

     たとえば、「○○しました。……○○しました。……○○しました」と、同じ末語が10数個もつづく文章が平気で出てくる。小学生の作文じゃないんだから……。

     文章の拙劣さだけが玉に瑕。そこに目をつぶれば、ハウツー書としてはかなり使える。

     とくに、第十章「図書館利用の極意――実践編」は有益。
     この章にはなんと、本人訴訟のための訴状を作ったり、企業や行政への公開質問状や異議申し立ての文書を作ったりするために図書館を利用するコツが、著者の経験をふまえて書かれている。これは類書にない新機軸であり、新鮮だった。

  • 【配置場所】工大特集コーナー【請求記号】015||K

    【資料ID】10804164

  • 図書館をあまり利用したことがない人には、ガイドに
    なる本なので良いかと思う。特に図書館でコピーを
    取るのに制限があることが書かれているところが
    いいと思う。貸出、予約、返却、資料検索の仕方など
    初心者には向いていると思う。
    図書館を知り尽くした人には、特に新しい情報は
    ないと思うので、★3つにしました。

  • よくある普通の図書館好きの人の本。

  • 11/14

    これからの図書館に期待するとともに、自らも図書館を大いに活用していこうと感じた。

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著者プロフィール

1949(昭和24)年、岩手県生まれ。
第三世界の問題、環境問題、先住民、自然食、老荘思想、自然保護、姫神自然塾、古代エ
ミシの抵抗史、安藤昌益や宮沢賢治の研究など、活動は多方面にわたる。近年は、ユーラシア大陸規模で日本の古代史を展開し、その著作は各方面で高い評価を得る。
『週刊金曜日』などで環境問題、公共事業問題などを展開する一方、2009年から『日之本文書』の研究 を開始。講演、テレビ出演のほか、著作は『宮沢賢治―世紀末を超える予言者』『チェルノブイリ黙示録』(以上新泉社)、『蝦夷・アテルイの戦い』(批評社)、『橋下維新はパクってなんぼ』『一万円札が泣いている―福澤諭吉の本性』(第三書館)をはじめ、370アイテムに及ぶ。
月刊誌「ザ・フナイ」に「『日之本文書』に描かれた真実の歴史」を長期連載。

「2016年 『安倍晋三を生んだ長州閥、なんたるものぞ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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