さかなはさかな―かえるのまねしたさかなのはなし

  • 好学社
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784769020042

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  • 仲良しのおたまじゃくしがかえるになって、外に世界に飛び出して行った。時々水の中に帰ってきては、陸の話を話してくれる。でもだんだんと帰ってこなくなって…。
    見たことのない世界に憧れるさかなのお話。思い切って外の世界に飛び出すけれど、最後は元いた自分の世界の美しさにちゃんと気付き、そこに幸せを見出します。現実的だけどとても素敵なお話です。

  • 魚と仲良しのおたまじゃくしがカエルに成長し

    陸の世界へいってみてきたことを魚に話をする。

    その話を聞いて、見たことのないものばかりに興味津々。

    意を決して陸へジャンプ・・・



    大人が読むと意外と現実を見せられる話というか

    自分がいるべきふさわしい場所、

    幸せっていうのはそれぞれなんだな。

  • チビ2号、幼稚園にて
    「スイミーと同じ絵だ!」といっていました。

  • スイミーコンビのシリーズで、主人公が魚とくれば、やはり2年生の読み聞かせに最適かと。
    魚が想像する外界の生き物たちが見開きで現れるところがあり(文字なし)、なかなかカラフルで面白いので、そこにさしかかったら読むのをやめて子供たちの感想をじっくり引き出してみると、良いかもしれない。
    ラストはちょっとどうかな~?

  • 学生時代、宗教学の授業で先生が教えてくれた思い出の絵本。色がキレイ。内容は大人が読んでも面白い。

  • 「夢を追い続ければ…努力すれば…実行する勇気さえあれば、なんだってできる!なんにだってなれる!」というありがちな精神論(決してそれを否定すべきものではありません!)とは反対の「さかなはさかな」という現実的な結末。これはこれでよいと思う。子供にはファンタジーから現実直視系まで、偏りなくいろいろなメッセージの込められた本を読んでやりたいと思います。五歳の息子はこの本の「結末」を違和感なく受け止め、魚の子が持てる範囲の想像力を使って空想する外の世界の生き物の姿を見て大笑いしていました♪ 絵も美しい&かわいい♪

  • 池の中の魚とおたまじゃくし。友達の二匹だが、やがておたまじゃくしはカエルになって、池の外に出て行く。
    しばらくぶりに合った二匹。カエルは外の世界で見てきた話しを魚に聞かせる。さかなも、外の世界が見たくなってついに・・・。
    絵本だけど、我が身を考える 高学年にもよし。

  • 仲良しの小魚の一方は魚、一方は蛙。陸に上がって色んな物を見てきた蛙を羨んで魚も陸に上がってみるが苦しくって…。当然の事を受け入れる、それが当然。言っている事は単純で事実なので迷いのないストレートな絵本だと思います。二歳半の娘には少し難しいかも。所々で「ん?」と言っていました。でも力強く軽快な口調とユーモラスでカラフルな絵は興味を引くようです。

  • かえるになった友だちに憧れて水から飛び出した魚が
    さかなはさかな、っていう話

    絵はきれい
    クーピーかな?

  • レオ=レオニの鮮やかな不思議な世界。見たこともない世界が繰り広げられることにワクワクドキドキ。

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著者プロフィール

1910年オランダのアムステルダム生まれ。イラストレーター、グラフィックデザイナー、絵本作家。アメリカでもっとも活躍した芸術家のひとり。作品には「あおくんときいろちゃん」「スイミー」など多数。

「2017年 『レオ・レオニ壁掛けカレンダ-』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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