みどりいろのつりがね

著者 : オトフリート・プロイスラー 武本佳奈絵

• 好学社 (2023年11月17日発売)

作品紹介・あらすじ

イワンという村人の畑からでてきたみどり色のつりがね。その美しい鐘の音は、なやみごとをふきとばし、こころに希望をあたえる魔法の力がやどっているようでした。噂をきききつけたロシアの皇帝はむりやり鐘を奪おうとしますが･･･。読んだ人の心にも希望の力がわくような、ふしぎでしあわせな結末をむかえます。『大どろぼう ホッツェン・プロッツ』の作者プロイスラーと、『クラバート』でコンビを組んだヘルベルト・ホルツィングの名作待望の復活です。

感想・レビュー・書評

[猫丸(nyancomaru)さんの感想 · 2023年11月20日]

プロイスラー&ホルツィングの絵本『みどり色のつりがね』 | B/RABBITS(ビーラビッツ)のおしゃべり･絵本(2015-01-09)
https://ameblo.jp/petsuko-0611/entry-11974968644.html

みどり色のつりがね | オットフリート・プロイスラー | 絵本ナビ：レビュー・通販
https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=111959

みどりいろのつりがね | 好学社
https://is.gd/voYZaw

[猫丸(nyancomaru)さん · 2023/12/10]

クリーンヒット 『みどりいろのつりがね』 | 教文館ナルニア国
https://is.gd/OUmZXl

[cinejazz0906さんの感想 · 2024年1月20日]

〝むかし､ロシアのある村で､イワンという村人の畑から出てきた｢緑色の釣り鐘｣｡ その美しい鐘の音は､村人たちの悩みやごとをふきとばし､悲しみあふれる心に希望が生まれる魔法の力が宿っているようでした...噂を耳にしたロシア皇帝は「その鐘は､私の城にこそ相応しい｡ 私は皇帝だ｡ 誰も私に逆らえない」と臣下に命令し､無理やり鐘を奪おうとするのでしたが･･･〟欲しいものを力ずくで奪おうとする独裁者｡今も昔も変わらぬ人間の業の深さを戒める､大人の訓話絵本｡

[かとのひもさんの感想 · 2024年2月8日]

イワンの畑から青銅の釣り鐘が出てきました
村人たちは櫓を作り鐘を吊り下げ、お祭りのたびに鐘の音を響かせます
その音色はやさしく響き、悲しみを吹き飛ばして希望の気持ちを芽生えさせました

しかし、その噂がロシアの皇帝の耳に入り…
皇帝は持ち帰れないと知ると、粉々に打ち砕いてしまいました

○ロシアを鈴の音色が覆う日が来ますように