子どもに語るロシアの昔話

  • こぐま社
4.30
  • (5)
  • (3)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 69
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772190459

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ロシアの昔話

    小さいゆきむすめとキツネ
    テリョーシェチカ
    バーバ・ヤガー
    ネズミの御殿
    七人のセミョーン
    暁、夕べ、真夜中
    冬将軍のマロース
    火の鳥と王女ワシリーサ
    おなかの皮がぼろぼろにむけた牝ヤギのお話
    美しい王女マリヤ・モレーヴナ
    賢いエレーナ
    太陽と月とカラス
    イワン王子と火の鳥と灰色オオカミ
    全13話収録

  • ※ちいさいおうちさんが羊毛指人形で演じてくださった「ねずみのごてん」が収録されている本です。ご紹介いただいた手遊びについてはこちら↓
    <なつめ>

    私は、スカーフを使ったわらべうた
    せんしゅかんのんさん
    じーじーばー
    にぎりぱっちり

    ちいさい子向けおはなし会では、スカーフやわらべうたにとても助けられます。

    お母さん達にも、ほんのちょっとふれあって遊ぶことで、お互い笑顔になれるという体験をしてくれたらいいな、との願いもこめてます。
    <ちいさいおうち>

  • イワンは「ばか」な人しか知らなかったのだけど、王子様とかいろいろやってるんですね。
    ロシアの代表的な名前なのかなぁ。

    そして、いつも最後に出てくるお髭のおじさんはいったい何者なんだろう。

  • 「太陽と月とカラス」所収

  • 魔法昔話、世態昔話、累積昔話、動物昔話がそれぞれ数編ずつバランスよく入った昔話集。だが「ロシアは昔話の宝庫」というなら、一冊に絞らず何冊か出してくれたらいいのにと思う。
    森にいるバーバ・ヤガーはおそろしい魔女的な存在で、時には主人公の援助者となり、時には襲い来る敵対者となる。日本の昔話にも似たような存在は出てくるが、日本では援助者である「山の中のばあさま」と敵対者である「やまんば」はくっきりと分かれているように思う。なぜなのか?考えたらおもしろそうだ。
    グリム童話に類話があるものもあるが、こちらの方がよりエキゾチックな感じ。…と思うのは、グリムに慣れきってるからかも。

  • 繰り返しの繰り返し。3回目には笑える。まったく予想できない残酷な終わり方。「そ、そんな〜。そりゃ〜ないでしょ。」とか、「え!ここで終わり?!」みたいなの。おもしろい。

  • n.

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

1949年札幌生まれ。
1972年早稲田大学文学部ロシア文学専修卒業。
1977年同大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。
現在 早稲田大学文学部ロシア語ロシア文学コース教授。
   ロシア文学、ロシア語音楽文化史、スラブ比較民族学専攻

「2017年 『ラフマーニノフ歌曲歌詞 対訳全集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

伊東一郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×