- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784772418270
作品紹介・あらすじ
一生使える・スラスラわかるストレスと対処法の楽しい教科書!
ふつうに生活していてもストレスは避けられません。ストレスをためて心と体の不調にはまりこむまえに,ストレスへの意図的な対処=コーピングのレパートリーを増やして自分を助けてください。ストレスのしくみを知って要点を身につければ,コーピングはもっと効果的に,もっと楽しい習慣になります。ストレスとコーピングのメカニズムから「最強のコーピング」マインドフルネス,ストレス反応に深くかかわる「スキーマ」まで,ストレス心理学と心理療法のポイントをやさしく解説したこの教科書を,ひとりで・みんなで使って使って使い倒してください。
「ストレスチェック/ワークシートつき」
※本書は2017年宝島社刊『折れない心がメモ1枚でできるコーピングのやさしい教科書』に加筆し復刊したものです。
感想・レビュー・書評
-
ストレスは避けられない。生きてる限り。ストレスへの意図的対応が学べると思います。著者の文章は、難しい専門用語を 使っていないので、読みやすいと思います。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ストレスと一言で片づけようとしてると、いつのまにかストレスの山でくたくたになってしまうから、
ストレスを「ストレッサー」と「ストレス反応」に分けて考える。自分の身体反応とかを観察する。
その上で、
コーピング「ストレスに対する意図的な対処」を行う。
しょぼいものでも、ヤケ酒や八つ当たりでも「自分助け」のために意図的にやっているなら、ひとまずコーピングとして理解してもいいよと。
でも、ぜひそれらを加える前にもっと楽しくて、健康的で、負担の少ないコーピングを選んでほしいと。
伊藤さんの優しさが垣間見れる本。
さらーと読めるので、自分のコーピングレパートリー作りをするだけでも、ちょっと整理できるかも。 -
ストレスに対応するための、ストレッサーの観察・コーピング・マインドフルネスについて紹介されたものです。
伊藤さんの文章は素人にも分かりやすく平易にかかれているため、とても分かりやすいです。
ストレスは生きていたら避けられないもの。それに抗うのではなく、やんわりと受け流したり観察したりする方法が書かれています。
精神論ではなく、実践方法とその具体例も併せて書かれているので、気軽に取り掛かりやすいです。
ストレスを抱えてどうにもならない、と感じたとき、この本で紹介されている方法が何かしら助けてくれるかもしれません。 -
セルフケア、自分助けをすぐに始めてみたくなる内容でした。
タイトル通り「コーピングのやさしい教科書」だと感じました。
本書でも提案されていますが、コーピングについてのワークショップをしたらとても楽しそうです。
研修講師をするときに紹介したい本が増えました。 -
コーピングについてのとても分かりやすい手順が載っている、まさに教科書でした。
まずはマインドフルネスをし評価をせずあるがままに自分で受け入れること、自分の感じているストレスをちゃんと理解することはコーピングの第一歩だと知りました。
なぜかイライラするとか、頭痛がするとか、そんな反応に意外にも気が付かない人もいるようです。
自分のためにもなりますが、他人がストレスを抱えている時にも提案できそうです。
個人的にはストレスを感じやすいと思っていたために、自分なりにストレスを発散する方法をやったりしていましたが、まさにこの教科書通りでした。
気がつかないうちにストレスをちゃんと逃せていたのかなと思いました。 -
ストレスに対して、意図的に対処をするために行う行動のことを「コーピング」といいます。日々の生活の中で、ストレスを完全にゼロにすることはできませんし、誰もが何らかのストレスの中で生活をしています。自分がストレスを感じた時に、まず「あ、私今ストレス感じているな」と気づくことの大切さ、それに対して「自分で対処できるんだ」と気づけるので、この本を読みながらとても安心感を感じることができました。ストレスに気づくことは、自分の心の深層にある、自分が大切だと思っていることに気づくことにも繋がるので、ちょっと疲れたな・・・と思う時にぜひ読んでみてください。
紹介者:福山朝藻
イベント開催日:2022/4/15
イベント名:「5月病を吹き飛ばそう ~ご機嫌発掘リストを書いてみよう~」
noteURL:https://note.com/jibunjiku_p/n/nf22650f695cb -
これは良いです。とっても平易な言葉で具体例交えて書かれているので、すぐに実践出来そうです。これから実践していきたいと思います。
-
認知的コーピング習慣、スキーマ観察日記
-
ストレス対処の入門として