自民党憲法改正草案にダメ出し食らわす!

著者 :
  • 合同出版
3.86
  • (1)
  • (4)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 37
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (167ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772611329

作品紹介・あらすじ

自民党さん、馬鹿も休み休みに言いなさい!<br><br>二人の憲法の専門家が強烈赤点添削!<br>護憲論者の伊藤真と、改憲論者の小林節が、憲法改正に対する意見は違っていても、憲法は国家をしばるものという点において意気投合! 自民党の「憲法改正草案」のどういうところがダメなのか、現代の日本における憲法研究者の第一人者であり、草案作成のプロセスも知る2人が、徹底的に論じ合う。<br><br>立場を越えて憲法の原点に立ち返る、立憲主義宣言!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  二人の憲法学者が自民党憲法改正案をもとに語る憲法とはそもそも何なのか。

     自民党改正案が気持ちいいくらいにガンガン駄目だしされているわけだが、その過程から憲法は国を縛る為のものである、人権は国から授かるものではなく自然発生的に最初から存在するものであるといった立憲主義の考え方がよく分かる。

     日本国民必読の一冊。昨今さらにその重要さを増している。

  • 大変興味深く、面白く読了出来ました。 ありがとうございました。
    tanahira

  • わかりやすく、どうダメなのか書いてある。憲法に触れたことのない人でもわかりやすいのではなかろうか。
    どうしてこの党に私が投票しないのか納得した笑。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

慶應義塾大学名誉教授、弁護士。法学博士、名誉博士( モンゴル、オトゥゴンテンゲル大学)。1949 年、東京都生まれ。1977 年、慶大大学院法学研究科博士課程修了。ハーバード大学ロー・スクール客員研究員などを経て、1989 ~ 2014 年、慶大教授。その間、北京大学招聘教授、ハーバード大学ケネディ・スクール・オヴ・ガヴァメント研究員などを兼務。著書に『「憲法」改正と改悪』『白熱講義! 集団的自衛権』などがある。

「2015年 『タカ派改憲論者はなぜ自説を変えたのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小林節の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×