- Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
- / ISBN・EAN: 9784773502220
作品紹介・あらすじ
仮説実験授業の提唱者が仮説実験授業について最初に書いた本の新版。この感動的な授業がこの本のとおりにやれば誰にでもできる。
感想・レビュー・書評
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科学教育のあるべき姿、教師の姿勢が書かれた本だと思います。《ものとその重さ》という実際の授業の進め方を例に書かれています。読みながら、自分の科学観が変わり確立されていくような気がします。この授業を実践して、児童生徒とともに科学を会得したいと思わせてくれます。
(以下、引用)科学というものは元来日々の消費生活に役立てるために教えるものではないのです。科学はそれ以上のものなのです。確かな自然観・世界観を育て、未知の世界を切り開き、生産を高めるためのものなのです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これを読んだあとに、「ああ、将来私は、子どもたちにこんなにも沢山のことを教えることができるのか」と嬉しい気持ちになりました。
そして、早く教壇に立ちたい、という思いが一層強くなっていきました。
教科書として用意された本は沢山ありましたが、この本だけは何度も何度も読み返しています。
自分の夢に対する気持ちが弱くなったり、忘れそうになったときに読む本です。 -
仮説実験授業を初めて学習してみたいという人にお薦めの本です。2010年新版になりました。
私も1980年にお世話になった本です。未だに「未来の科学教育」の話に感じてしまうので,今までの40年間はなんだったんだと思います。