アルベルト・ジャコメッティのアトリエ

  • 現代企画室
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  • Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784773899122

作品紹介・あらすじ

ジャコメッティがこよなく愛し、ピカソをして「もっとも美しい芸術論」と言わしめた表題の文章をはじめ、ジュネの実生活と文学創造の転期に書かれた芸術論。

感想・レビュー・書評

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  • ジャン・ジュネ「アルベルト・ジャコメッティのアトリエ」

    有楽町の無印のあの編集工学研究所がやった本棚から目に飛び込んできた
    全然違うけど、判型とかタイトルとかで「ウィトゲンシュタインの建築」を彷彿としたのもある
    でも、ジャコメッティについて、ジュネが書いてるなんて知らなかったので、それだけで歓喜の発見
    この写真なんて、ジャコメッティとジュネを矢内原が撮影してるというそれだけでコーフンするよね
    シンメトリの良い構図
    ピカソが最も美しい美術評といったとか
    ジュネのエッセー集的なものだけど、標題以外は、今はフランス人読むのメンドーです、という気分でやめました

  • ジャコメッティは圧倒。

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著者プロフィール

ジャン・ジュネ(Jean Genet)
1910年、パリで生まれる。父は不詳。七ヵ月で母親に
遺棄されモルヴァン地方の指物師の家の養子となる。
小学校卒業後わずか一〇日で職業訓練校の寄宿舎から
逃走。放浪する間の微罪のため一五歳で少年院に収監
される。一八歳で軍隊に入隊、中東、モロッコなどに
配属されたのち、1936年脱走する。訴追を逃れるため
贋の身分証でスペイン、イタリア、ユーゴスラヴィ
ア、チェコスロヴァキア、ポーランド、オーストリ
ア、ドイツ、ベルギーを転々とする。

1937年フランスに戻り、以後七年間に窃盗などの罪で
一二回告訴される。1942年、フレンヌ刑務所在監中に
詩集『死刑囚』を出版、以後矢継ぎ早に『花のノート
ルダム』『薔薇の奇蹟』『葬儀』『泥棒日記』など、
犯罪者の、また同性愛者の立場を公然と引き受けた特
異な小説群を発表、コクトー、サルトルらの賞賛を受
け作家としての名声を獲得する。1949年に最終恩赦を
受けたのち六年間沈黙。

1955年から戯曲『黒んぼたち』『バルコン』『屏風』
を発表し劇作家としてカムバックする。1968年以降は
アメリカ黒人解放闘争、パレスチナ解放闘争、移民運
動などに加担、ときおり特異な政治評論を発表してい
たが、1986年パリで死去。パレスチナ滞在期の追憶を
中心とする長編回想記『恋する虜』が絶筆となった。

「1999年 『アルベルト・ジャコメッティのアトリエ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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