[改訂第3版]LATEX 2ε美文書作成入門

著者 :
  • 技術評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (403ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774119403

作品紹介・あらすじ

本書は、本や論文などを印刷・電子化するためのフリーソフトTEXの仲間、特にLATEXの最新版LATEX2ε、その日本語版PLATEX2ε、および関連ソフトについて、できるだけやさしく解説したものである。本書では、最も利用者の多いLATEX、特にその新版LATEX2εと、日本語版PLATEX2εを中心に解説する。

感想・レビュー・書評

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  • 組版文章作成ソフトTexの入門解説書のひとつで、定番と言えるものです。
    Texは素晴らしい仕上がりの本を書けるソフトとして有名ですが、従来はインストールに非常に難がありました。
    この本はインストーラーのCDつきで環境を簡単に構築できます。

    版を重ねるごとにWindows7対応になったりなど便利になっているので(現在は5版?)、Texを初めて使う人はもちろん、頻繁に使う人も、最新版を持っておくと非常に楽ができると思います。

  • ブックオフで200円で購入。最新版は改訂第5版。第3版は平成16年発行。LaTex入門書としては定番らしい。付録、索引が豊富。

  • 学術論文、マニュアルに限らず、構造的な文章を書くことは、読者の理解を促すことになる。
    Latexは、文章の構造定義を容易に共通化できるすばらしい道具です。

    自分では、最初にアスキーの方のセミナを受講して使い始めたものです。
    3年間ほど、Latexの研修を実施したことがあります。
    印刷屋さん、ソフトウェアのマニュアルの著者はじめ多くの人に受講してもらうことができた。

    紀伊国屋書店から発行した「データベース検索技術者試験 傾向と対策」は、すべてLatexで記述し、上記の研修の資料として、参加者には参照してもらっていました。
    その頃は、UNIXとMS-DOSとでシステムの整合性がない部分があり、UNIXを使っていた出版社の方には、かなりお手間を取らせたことがあります。
    その経験を研修の中で、多くの方にフィードバックできたことが、感謝の印にしていただけると幸いです。

    第3版は、Dr論文を作成するのに利用しました。PCが壊れて、納期間際に困ったことがありますが、この本があったおかげで、素早く同じ環境が構築できました。

    この本がもっと早く出ていれば、書籍を書く際に、UNIXとMS-DOSのシステムの間の不整合が多かった状態で苦労したようなことはなかったような気がしています。
    Latexで苦労したことがある人なら、この書籍を星5つにすると思います。
    WEB,WIKIでの情報提供もあり、日本のLatexの普及に貢献していただいています。

  • 多分TeXの解説書としては定番。分かりやすい。

  • 一通り読むと,もうLaTeXでまともな文章が書けるようになっていた.また,改版されるにつれてその時々のコンピュータ事情が反映されていることには,著者のサービス精神が伺える.
    値段もとんでもなく高い訳ではなく,リファレンスとして十分活用できる本だ.

  • 学部生の頃からの愛用書。

  • LaTeXの基本はこの本から。

  • 実は、持っているのは第2版です。結構役立っています。

  • TeXの金字塔。これがレポート関連はほとんどOK。

  • LATEXの基本。理系の人間の必須アイテムです。

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著者プロフィール

奥村 晴彦(おくむら はるひこ)1951年生まれ 三重大学名誉教授・教育学部特任教授主な著書:『パソコンによるデータ解析入門』(技術評論社,1986年) 『コンピュータアルゴリズム事典』(技術評論社,1987年) 『C言語による最新アルゴリズム事典』(技術評論社,1991年) 『Javaによるアルゴリズム事典』(共著,技術評論社,2003年) 『LHAとZIP―圧縮アルゴリズム×プログラミング入門』(共著,ソフトバンク,2003年) 『Moodle入門―オープンソースで構築するeラーニングシステム』(共著,海文堂,2006年) 『高等学校 社会と情報』『高等学校 情報の科学』など(共著,第一学習社,2013年~) 『Rで楽しむ統計』(共立出版,2016年) 『Rで楽しむベイズ統計入門』(技術評論社,2018年) 『[改訂新版]C言語による標準アルゴリズム事典』 (技術評論社,2018年) 『[改訂第4版]基礎からわかる情報リテラシー』(共著,技術評論社,2020年)

「2020年 『[改訂第8版]LaTeX2ε美文書作成入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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