- Amazon.co.jp ・本 (363ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774111070
作品紹介・あらすじ
多くのTEXnicianがこの本からはじめた!あの定番入門書がパワーアップして登場!!TEXを取り巻く状況の変化を考慮して、構成はもちろん使用フォントに至るまで全面的に見直しました。
感想・レビュー・書評
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LaTeXとは,組版ソフト,僕はワープロソフトだと思ってるのですが,数式を美しく書くことができるのが最大の特徴です。ですが,それだけでなく,他言語処理にも優れていて,例えばフランス語の引用符(<< L'?tat, c'est moi. >>みたいの)は文字との間に半角の半分のスペース(!)を空けるというのを自動的にやってくれたりするそう。色々と驚いたことがあるんですが,まずこの本を1円で購入できたこと。送料が300円ほどかかってしまいますが,Amazonではけっこうありますね。コンピューター関連ならば,10年近くも前に出た本は時代遅れになってしまうのが普通でしょうし。僕は基本的なことができれば満足なので,これで十分でしたが。それとこの本のおかげで,僕が習った教官は10年以上前の知識を教えていたということが判明しました。まあ変わってるのは細かいところだけですけど。LaTeXの場合,開発された頃のものを見ても今とあまり変わっていないかもしれません。多分そういうところが凄いんですね。感動とまではいかないですが,LaTeXに関わっている人,開発者Knuthをはじめ,日本語版を作った人,日本語版の新ドキュメントクラスをつくったこの本の著者の奥村先生,その他この本に名前が出てくる人のほとんどが,自分の作ったものを無償で公開している。すごいよなあ。奥村先生はたまにブログも拝見しますが,微妙なところのユーモアが好きです。あ、それからこの本のなかで山本義隆『熱学思想の史的展開』が引用されていました。読む人は読んでいるんだなあ。コンピューターの世界って,タダの方が性能良かったりして,高いものが良いものってことは全くない気がする。ソフト面ではLaTeXやOSのLinuxがあるし,ハード面でも,日本の一流メイカーがつくった高いもののほうがかえってエラー続出という場合も。今FMVとVistaという組み合わせの僕も,Windowsなんかに無意味な投資をするのはやめて,次に買うときは・・・などと思う。
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TeXのべたな本
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LATEXのとても有名な本。わかりやすいし、いつまでもつかえる。
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LaTeXといえばなぜか,この本が大流行でした.それにつられて購入.でも,いまいちLaTeXを使いこなせませんでした.この本は初心者向けの本ではなく,LaTeXを一通り理解した人が読む本だと思います (もちろんいい本です) 自分の中のイメージではLaTeXの事典的扱いです.