- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774147314
感想・レビュー・書評
-
「今年度の国債発行額は○×兆円にのぼり……」と、国の予算を伝えるニュースで毎年のように流れます。
日本はこのまま借金を増やしていいのか、国債の先行きを心配する人が増えています。
国債は債券の1つです。
債券は国債を筆頭にさまざまな種類のものが発行されています。
日本国債の行方、債券の価格と景気の関係、利率と利回りの違い、価格ではなく利回りで価値を測るところなど、債券を理解するのに「ここは必ず!」という点をやさしく解説。
「牛」「熊」「猫」、3人のキャラの会話を読んでいるうちに債券&国債のポイントがわかります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
仕事で債券について勉強しなくてはいけなくなり読了。わかりやすく超基本を学ぶのには最適。
少し古くなってるのでコロナを経た今どうなってるか知りたい -
1.
・債券の役割について理解する
・債券投資する時の基礎とは何か
2.債券の役割は3つあります。1つめは、資金調達の手段です。これは、国が毎年発行してる国債がイメージしやすいと思います。2つめは、金融商品としての役割です。最近人気のバランスファンドに組み込まれていることが多いのが良い例です。3つめは、長期金利の指標です。長期金利の指標は10年国債が基準となってます。これによって利回りの比較などを行なっていきます。そして、この債券を扱うプレーヤーとして、各国の中央銀行、投資家が存在し、それぞれが日々やりとりすることで金利が動くようになってます。
このように、債券についてと取り巻く環境について書かれてます。1度で理解するのはなかなか難しいので、何度も読み込むための1冊として持っておくのが良いと思います。
3.これ1冊を読み込めば債券についてはおおよそ理解できると思いました。バブル崩壊後すぐに発行されているので、株よりも債券に人気が出ており、債券の人気が高かったです。事実、GPIFの2009年時点の内訳は60%以上が債券投資になっています(今は50%)。株価が不安定なので、安全性の面で非常に人気だったのだと思います。
今の債券投資を考えるならば、昔ほど信用してはならないというのが本音です。欧州危機やリーマンショックを機に、格付け会社の信用力も危ないではないかと思っています。なぜならば、ギリシャのように、債務残高の偽装はどこにでも起こっているからです。債券でも世界に分散した投資が1番無難なのだと思いました。 -
かなりの上級者向けの本。そもそも債券とか知らない人が多いから。ただ、債券投資をしたいのであればぜひ読んでほしい。
-
国債を本格的にやるタイミングで再読したい
-
●タイトル通り、債権や国債について初心者でもわかりやすく説明されている。個人が債権を購入する際に注意すべき点なども解説しており、ためになった。
-
とてもわかりやすく解説されていて、初学には丁度いいと思う。初心者の私でも大まかな部分はある程度理解できたつもり。
-
証券会社等仕事で債券を扱う人向けの本
-
特にコメントなし。
読んだという事を記録だけしておく。 -
株とかFXは周りもよくやっていて、なんとなく知っていたのだが、国の借金である国債ってのがいまいちわからず手に取ってみた本。なぜ国債は安全なのか。今後も安全なのか?どうなると安全ではなくなるのか等初心者でもわかりやすく書かれていました。国債を買うかは検討中ですが、読んで個人が国債や社債などを買う時にどんなリスクが生じるか、どこを注目した方がいいか等書かれていたので為にはなりました。