熊本城復活大作戦: 地震から二十年かけて進む道のり

著者 :
  • くもん出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774327235

作品紹介・あらすじ

二〇一六年四月に起きた熊本地震で、大きな被害を受けた熊本城。およそ二十年とされる修復作業が進められています。
日本が誇る名城を、ただ直すだけではありません。三つの大きな取り組みが、それと同時におこなわれています。
①しっかりと調査研究を進め、石垣や建物、そして築城の秘密を解く
②城内の被災のようすから、観光地での災害発生時の対策を考える
③修復のようすを公開し、文化財を未来に伝えることの意味を発信する
そして特別公開が始まり、ようやく天守閣に近づけるようになりました。一歩一歩復興に向かう熊本城を案内しましょう。

感想・レビュー・書評

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  • 熊本のしん災については、くわしいことは知らなかった。この本を読んで、ゆれが本当にすごくてこわいと思ったし、がんじょうでくずれないというイメージがある石がきまでくずれていておどろいた。それから、ふっ活工事に20年かかることにも、おどろいた。ぼくの知っている地しんは、ぐらぐら揺れるくらいで、それでもじゅうぶんこわいのに、しん災というのは本当におそろしい。
    文化ざいを守るとき、お金を病院や学校に使った方がいいという意見があって、これは大変だと思った。ぼくは、両方大切だけど、お城も好きだから直してほしい。だから、熊本のシンボルで空気みたいなお城を直してほしいという声が多くて、うれしかった。シンボルが直ると、みんなうれしい。
    文化ざいを守るような仕事があるのは知らなかった。こういう職業があるのはいいな。
    しゃちほこがかっこよかった。くまモンがかわいい。(小4)

  • 過去には戻れませんが、早く熊本の方達の思いがたくさん詰まった熊本城に戻ってほしい。

  • 熊本城の近くに用事があるため、どこまで復旧しているのかが気になり、パラパラ読む。

  •  2016年の熊本地震で被害を受けた熊本城の、復活に向けた取り組み。完成までには20年もかかるという。
     新たな技術を取り込みながら、着実に復活しつつある。

     石垣が崩れなかったら知られることのなかったものも現われ、運命的なものを感じた。

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著者プロフィール

愛媛県生まれ。一卵性双生児。大学卒業後、劇画作者として執筆活動に入る。劇画の原作を書くかたわら多くの少女小説や児童書を手がける。著書に『花炎』などがある。現在、大分県と愛媛県に在住。

「2006年 『別府華ホテル 観光王と娘の夢』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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