- Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774333212
作品紹介・あらすじ
――ベストフレンドっていうのは、いちばんなかよしのお友だち!
でも、友だちに順番ってあるのかな?
ぶちネコのナッチは、ネコの学校に通っています。三毛ネコのミケと茶トラのマツゾウ、ふわっふわのシオンはナッチのたいせつなお友だち。そんなナッチのクラスに、あるとき転校生がやってきます。転校生の名前はプリシラ。オレンジ色の長い毛がうつくしいプリシラは、「この学校でベストフレンドがほしい!」と言いだします。「ベストフレンド」とは、となりどうしで授業を受けて、お昼ご飯を一緒に食べて、ダンスの練習も一緒にやって、トイレも一緒にいく「親友」のこと。プリシラのベストフレンドになりたいなぁと思うナッチでしたが、選ばれたのはミケで……
ネコの学校で展開するユーモラスな物語をとおして、「友だちって、親友ってなんだろう?」という問いを読者になげかける児童文学。
感想・レビュー・書評
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登場人物はネコ、最後イヌも。ネコの学校に転校生プリシラやって来た。オレンジ色の長い毛が美しくて女王さまみたい。私は白と黒のぶちネコ。ふつうのネコ。ベストフレンドを作りたいプリシラにはあなたは二番目にすき、としか言ってもらえなくて傷ついてしまう。
全ルビ、全ページカラー挿絵ありなので、一年生から手に取れますが、通常2,3年向けです。ネコとイヌの性質を上手く物語に当て込んであり、それが人の個性とも相まって、なんとも良い感じの友人関係のお話に仕上がっています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ネコの世界のおはなしかと思ったら…
特に、女子の世界では、
同じようなことがありそうです。
小学生低学年から読めると思いますが、
年齢問わず。
なにかしら感じるものがあると思います。 -
良い話
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ナッチはネコの学校に通っています。同じネコタワーを使っているミケ、マツゾウ、シオンと仲良し。大切なお友達です。
ある日、転校生のプリシラがやって来ました。
プリシラはミケに「わたしのベストフレンドになってくれない?」と言いました。
いいなあ。私がベストフレンドになりたかったなあ。
そんなナッチにプリシラは言います。
「ナッチのことは二番めにすきなんだよ」って。
猫の世界ですが、まるで人間のようで、でもやっぱり猫の世界というお話でした。
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ベストフレンドとは何か。低学年向けだが中学年にもおすすめしたい。猫の特性をよく捉えた読み物。
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ナッチが かよっている ネコの 学校に、転校生が 来ました。
女王さまみたいな プリシラです。
「わたし、この学校でも ベストフレンドが ほしいの」
そういって 親友、いちばん なかよしの お友だちを さがす プリシラ。
ナッチは プリシラに ベストフレンドに えらんで もらいたいのですが……
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全部の見開きにイラスト入り、分かち書き、2年生レベルの漢字に総ルビと、1年生からひとり読みできるよう配慮された創作絵童話、2022年11月刊
『シミちゃん』に続く吉野万理子の幼年文学、「くもんの児童文学」から
〈じゆうきままに、ひとりで いたり、たまには なかまと すごしたり……そのときの きもちを だいじにする。それが ネコなのかも しれないな〉
『うちのねこ』の高橋和枝が描き分けるネコたちが愛らしくて、「バッタセンター/バッタボックス」には思わずにやり -
ぼくは、犬は大きいこえが出てびっくりするけど、ねこは小さくてかわいいこえを出すから、ぼくはペットをつくるんだったらねこがいい。
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友だち
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ねこといぬの生態をよくとらえているのかも。2番めに好きっていうのは言われた方はどうなんだろう。