- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774792309
作品紹介・あらすじ
売る仕事で心を病んでいく女。
体を汚し、心を減らして稼いだ金をホストに貢ぎ、借金まみれで自殺する女。
直引きによって、暴行・殺人事件に巻き込まれる女たち…。
不況により、多くの女たちが、風俗業界に流れ込んでいる現在、一体何が起こっているのか?
コロナ感染症で惨状と化したセックスワーク業界を徹底取材。
元風俗嬢のベストセラー作家が、現在、壊滅的状態の風俗業界を徹底取材。
風俗業界と売る女たちを机上の知識ではなく、痛みを伴う自身の経験をもとに描く!!
この大不況、コロナ禍を「売る女」(=セックスワーカー)が、どうやって生き抜いたらいいのかを考え抜く、渾身のルポルタージュ。
第1章 コロナ大不況を風俗嬢はどう生き抜くか
第2章 コロナを生き延びる、自分を嫌いにならないメンタルコントロール術
第3章 コロナを生き延びる、女を高く売る術
第4章 コロナを生き延びる、常連客をつかむ術
第5章 コロナ禍の売春論 なぜ風俗嬢は持続化給付金を申請しないのか
感想・レビュー・書評
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コロナによって更に悪化した風俗業界で働く女性を論じた本。風俗の世界にいた著者だからこそ誰よりも当事者達の気持ちが分かるのだろう。直引きの危険についても言及されている。
本書のメインテーマでもないが印象に残ったところを書く。筆者も驚いていたが木嶋佳苗の徹底した方法は接客として学ぶ面もあるかも知れない(殺しや盗みは法律違反だが)。死刑囚の身で獄中結婚3回もしているところからも只者ではない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
何を書けばいいのか本当に迷う。
知らないことがとても多く、そしてやはりこの業界でも、待っていてもお金はやってこない、向こうまで迎えに行く心構えでないと、やっていけない。は」ねほろ