ご近所メルヒェンRPG ピーカーブー (Role&Roll Books)
- 新紀元社 (2008年9月26日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784775306437
作品紹介・あらすじ
サイコロ・フィクションシリーズ第一弾!くすのき町は、どこにでもあるようなごくごく平凡な街。だけど本当は、悪戯好きの妖精たちや空をおおう幽霊たち、恐ろしい吸血鬼に狼男などなど、たくさんのオバケが住んでいるのだ!オバケが見える三人組の小学生、ケンタ、ショウ、のの子ちゃん。そして、彼らを守る(?)守護オバケのコマ太、パック、ノワールさんたちが、次から次へと巻き起こる不思議なオバケ事件に立ち向かう!巻末には、サイコロを振るだけで、誰でもドタバタストーリーがつくれちゃうゲームのルールも収録。実際に、摩訶不思議なオバケストーリーをつくることができるのだ。ご近所メルヒェンRPG『ピーカーブー』のはじまり、はじまりー。
感想・レビュー・書評
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小学生がRPGします。
わたしは、ソード・ワールトRPGを小学生としたことがあります。最初は、結構大変ですが、楽しいです。
ソード・ワールドは、ものすごくGMの負担を減らそうとしているゲームなので、助かった記憶があります。
大人とバディを組むこの形なら、最初から、かなりやりやすいかな?
しかも、大人は、RPGのプロ。子どもならではの動きも、フォローしやすいかも。
しかし、GM、贔屓してはいけない(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
TRPGリプレイと、ルールブックの二本立てというお得な1冊(笑)。
リアル小学生をTRPGのリプレイに使うというチャレンジがどんなことになったのか興味津々でした。
キャラクター作成のあたりはかなりカオスなことになってましたけど、いざシナリオが始まると進行するに連れてゲームを楽しんでいる様子がみえてきて微笑ましかったです。時には大きいお友達がハメを外してしまってる気もしますがw
基本的に導入と、解決の鍵とボス、結末あたりを作っておいて、イベントの積み上げで遊んでいくという感じで、同社の迷宮キングダムに比較的印象が似てるかな? あちらよりは幾分シンプルですけど。
パラメータが少なくてシンプルな作りですが、リソースの管理が楽しいゲームになってますね。このへんはボードゲーム的な楽しさがあると思います。