即興文学のつくり方

著者 :
  • 松柏社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784775400623

作品紹介・あらすじ

世紀末モダンダンス、ジャズ、連詩、野球、即興に憑かれた人々のウソとホント。文学ならではの即興の方法を描き出し、その正体に迫る。

感想・レビュー・書評

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  • 素材良くても手を動かさないと料理はできない例

  • もちろん、あらゆるものから何かを学び取ろうとする姿勢を持ち続ける限り、年老いることはそれほどの苦痛ではない。これは一般論だ。

    いつも、なぜおれはこれなんだ、と強迫的に自分自身と出会うこと。

    僕が大学生の頃偶然知り合ったある作家は僕に向かってそういった。僕がその本当の意味を理解できたのはずっと後のことだったが、少なくともそれをある種の慰めとしてとることも可能だった。完璧な文章なんて存在しない、と。

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著者プロフィール

東京大学大学院人文社会系研究科教授

「2020年 『理想のリスニング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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