はる・なつ・あき・ふゆ いろいろのいえ

  • ビーエル出版
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本棚登録 : 162
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776402275

感想・レビュー・書評

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  • 「四季」と「色」がテーマ。何とも素敵な取り合わせじゃないですか!新しい住まいを、家族たちが自分の好きな色に染め上げたいと思うのだけど…。
    カラフルな家もいいけれど、色の素晴らしさはね…と、私たちも普段忘れていることを思い出させてくれるクライマックスシーンには「はっ」とさせられました。
    とにかく、話の構成が素晴らしい。そして勿論色遣いも最高に素晴らしい。1950年頃の海外絵本、大好きです。

  • 「ある4人家族が、古い家を買いました。みんなでペンキをぬりなおすことにしたのですが、何色にしたらいいのかなかなかきまりません。そこでお父さんはあることを考えます。さあ、どんないろの家になったのでしょうか。」

    家をどんな色に塗りなおしたら素敵かな。と、家族も、読者も想像する。それだけでも素敵なのに、意外と後半はかがくのお話。
    赤、青、黄のペンキしか金物店おらずがっかりする家族に、お父さんが「この3つの色があれば、いろいろできることをみせてあげるよ」と言いだす。

    小学校低学年、中学年におすすめ。

    娘たちの反応
    ・なんでこんなボロボロの家を買ったの?と最初は驚いていた 笑 ペンキを塗り直して家族が住む様子を見てからは、いい家だなぁと感じたみたい。
    ・家もすてきだけど、こんな広い庭があってお昼寝とかできて、遊べるのいいなぁ!雪だるまをすきなだけつくって庭の雪全部を使えるのいいなぁ!
    ・赤・青・黄でいろんな色ができること、図工の絵の具の時間にやったし、理科で習ったよ!と嬉しそうだった。

  • ペンキの色を混ぜると色々な色ができましたね。まあ季節の色が現われると言う事で。

  • 気になっていた「ふくろう」、よかった!
    一軒家の壁塗りを家族で‥こういう発想は外国っぽい。

  • 28年度(2-3)
    7分

  • まさかの展開に なんだかほっとする

  • とってもすばらしい絵本。50年もまえに描かれたとおもえないような、色も絵も話も素敵な本です。
    4人の仲良し家族が、自然いっぱいの森のなかに引っ越そうと古い家を買います。そこで、家を何色にぬろうか、と家族それぞれが、各季節の素敵な過ごし方を夢見るように話して、自分の塗りたい色を主張していくワクワクする前半部分。そして、色をまぜていろいろな色をつくれるよ、とお父さんが説明してくれる美術の時間のような部分、さらに、ぶんぶんゴマで色をまぜる工作のような楽しみから、光の現象をみせてくれる理科の要素も含まれて、文句なしに奥行きのある絵本です。
    実際に、このぶんぶんゴマで、三色まぜると白くなるか、を実験してみて、いろいろ調べて、科学館にもいって原理を知り、ちゃーんと白くなるぶんぶんゴマづくりに成功しました。学童保育で読み聞かせをして、ぶんぶんゴマ実験もし、さらに、分光器で、光が光の三原色に分かれるところも見せて、とても盛り上がりました。
    とても楽しい絵本をありがとう!デュボアザンさん。

  • 2012年1月30日

    <THE HOUSE OF FOUR SEASONS>

  • ぼくも今の家は好きだけど、ほんの少しだけ引っ越しして、春夏秋冬のいろんな家をたてて、壁を塗り替えてみたい。

  • 家族でぼろい家を探し、自分たちの好きな色に塗る事に。
    でもみんなが塗りたい色がばらばらで…。さて何色に塗ろうか?

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著者プロフィール

スイス、ジュネーヴ生まれ。1925年アメリカに渡る。息子のために絵本を作ったことがきっかけになり、絵本作家、イラストレーターとして活躍。主な作品に『ロバのみみ』(好学社)、『しろいゆき あかるいゆき』(BL出版)、「ごきげんなライオン」シリーズ、「がちょうのペチューニア」シリーズなど多数。

「2020年 『しばふって、いいな!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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