王国のない王女のおはなし

著者 : アーシュラ・ジョーンズ 石井睦美

• ビーエル出版 (2011年10月1日発売)

作品紹介・あらすじ

そのむかし、王国のない王女がいました。プリティという名の子馬と、子馬のひく荷台しか持たない王女は、王国をさがす旅をしています…。

感想・レビュー・書評

[inakagjさんの感想 · 2014年7月18日]

少女を喜ばせるだけに書いたんじゃないか

[【静】さんの感想 · 2014年7月5日]

絵がとっても素晴らしく夢のようにキレイ♪女の子が憧れるおとぎ話にピッタリです。この王女様が求めている王国と言うのは多分“しっかりとした生活基盤”ということよね？身の丈にあった相手に恵まれて幸せに度を続けるわけだけれど、自分的にはもっと華々しいラストが好みだなぁ。人それぞれの幸せをとやかく言うつもりは無いけれど＾＾；足るを知るって事？ｗ

[もさんの感想 · 2012年8月4日]

表紙をみてなんという細かさー！と
手に取りました。
中も隅々までかわいい。
お話もかわいらしくて、
いいな、すてきだなーって。
すきですー

[way003さんの感想 · 2011年12月18日]

とってもかわいらしい装丁に思わず手にとってしまいました。
ストーリーもさることながら、絵もとてもかわいらしい。
王女もかわいければ王女の馬プリティも名前どおりの可愛らしさ。
甘いお菓子を食べたような読後感です。

[19マムさんの感想 · 2023年11月23日]

5歳11ヶ月

このシリーズにハマってまとめて借りてきた
最終的に自分の見た目だけに惚れた貴族や王子様ではなく、自分を馬鹿にせず優しくしてくれた道化師と一緒になる決断も
世界中が自分たちの王国と考えて旅を続ける生活わ選ぶっていうのがとても素敵

[solala06さんの感想 · 2021年10月10日]

サラ・ギブの挿絵は本当にきらびやかでスウィートでロマンがあるよな…

心がプリンセスっていうか、気品があるんだろうな王女様
そんな王女様が選ぶのが本当は聡明な道化師っていうのがね

[consensive2さんの感想 · 2020年3月14日]

アーシュラ ジョーンズ (著), サラ ギブ (イラスト), 石井 睦美 (翻訳)

[春野ことりさんの感想 · 2018年9月30日]

まさに発想の転換、こんな風変わりな王女様の物語ははじめてです。
王女は王国を探し歩いています。なかなか簡単に見つかるものではありません。けれどとってもエレガントな女性なので、いつも前向きで微笑みをたやしません。
王子と出逢っても、運命の相手ではなかったようで、なんと結婚相手は旦那様。プロポーズもなんとも変わっていて、でもふたりとも幸せそう。
たとえ人から笑われるほど自分の望みのものはてしなく遠くても、考え方で生き方は変わる。変えられる。そう思えます。元気がでるおとぎ話です。

[さとみさんの感想 · 2017年10月11日]

絵はきれい

[oriduru1970さんの感想 · 2017年4月11日]

ストーリーを見事に描ききっている細やかなイラストが魅力的な絵本。
女優さんが書いているからなのか、ロマンチック・コメディの映画のようなお話だ。

浮世離れた設定なのに、妙に生活感のある王女が好き。新聞を読みに図書館へ行くのも地味にポイント高い（笑）。

著者プロフィール

ダイアナ・ウィン・ジョーンズの妹。女優・作家。文章を担当した絵本「魔女の子どもたち（未訳）」でネスレ賞金賞を受賞するなど、子どもの本の分野でも高い評価を受けている

「2016年 『賢女ひきいる魔法の旅は』 で使われていた紹介文から引用しています。」