ああ玉砕―水木しげる戦記選集 (戦争と平和を考えるコミック)

著者 :
  • 宙出版
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (407ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776793809

感想・レビュー・書評

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  • ドラマ「ゲゲゲの女房」の影響で衝動買いしてしまいました^^;。

    ●「地獄と天国」
    ⇒ドラマ「ゲゲゲの女房」や前に読んだ「ほんまにオレはアホやろか」で紹介していた水木しげるの実話。

    ●「硫黄島の白い傍」
    ⇒なかなか面白かったです。

    「河童の三平」は、小学生の頃所有していたのですが、貸本時代の漫画はその絵と全然違っていたのにまずはビックリ^^;。水木しげると言うと鬼のような点々で描かれた独特の絵が特徴なのですが、なんと言うか貸本時代の絵は雑な劇画調といった感じでした。あれはアシスタントが入ってから始めた画風なのかな??

  • n

  • 昨今の、戦争をしたがる連中が戦争の出来る国に憲法を改悪しようとする風潮が猖獗を極める中、ぜひ読むべき一冊。
    これを読んで、自分の息子がいったいどんな風に死んでいったか、心を痛めない母親がいるだろうか?
    都合のいいように国に使われ棄てられ死んでいった人間の、恨みをぶつけるところもなく。
    それでもなお、戦争が格好いい、と思うなら、お国のために尽くすのが素晴らしいことだ、と思うなら、今すぐ中東に行くべきだと思う。

  • 生き字引水木先生が体験された
    ノンフィクション戦記
    生生しく克明な描写と
    ラバウルで失った腕と戦友
    天国のような島で起きた地獄
    狂った大日本帝国のことなどが描かれています

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著者プロフィール

1922年(大正11年)生まれ、鳥取県境港市で育つ。太平洋戦争時、ラバウル戦線で左腕を失う。復員後、紙芝居画家を経て貸本漫画を描き始め、1957年『ロケットマン』でデビュー。以後、戦記もの、妖怪ものなど数多くの作品を発表。1965年『テレビくん』で第6回講談社児童漫画賞を受賞。1989年『昭和史』で第13回講談社漫画賞を受賞。1991年紫綬褒章受章、2003年旭日小綬章受章。主な作品に『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』『総員玉砕せよ!』『のんのんばあとオレ』など。2015年11月死去。

「2022年 『水木しげるの大人の塗り絵 あの世紀行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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