わが友 本田宗一郎

著者 :
  • ゴマブックス
3.60
  • (0)
  • (3)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 19
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784777127603

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 松本大さんのブログ(2021/12/13)で紹介されていたことがきっかけで手にした本。

    本田宗一郎さんと井深大さんの対談本で、御二方の言葉遣いそのままに、実際にその場に居合わせている様な気にさせられる本です。

    今で言うと、YouTubeやclubhouseでお話をきいている、そんな感覚を受けました。

    対談の内容は、御二方が世界的な企業を作り上げる過程で、技術者、組織、学校教育、人間、脳の機能など非常に多岐にわたる内容について、何を考え、重視して生きてこられてたが記されている。

    最も印象に残ったのは、これからは知識の詰め込みではなく発想、アイデアの時代になる、とおっしゃっていたこと。

    インターネットに容易にアクセスできる今、単なる情報に意味はなくそこから何を生み出すのか、思考の整理学でいう「発酵」を経て作られたものが最も価値のあるものである、と言う話を思い出した。

    今も昔も、大切なことは全く変わらず、むしろより重要性を増している。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1908年4月生まれ。1933年、早稲田大学理工学部卒。写真化学研究所、日本光音株式会社、日本測定器株式会社を経て、1945年10月、東京通信研究所設立。1946年5月、東京通信研究所を改組し、東京通信工業株式会社(現ソニー株式会社)を設立、代表取締役専務就任。代表取締役社長、会長などを歴任。1992年11月、文化勲章。1997年12月19日逝去。勲一等旭日桐花大綬章。

「2012年 『井深大 自由闊達にして愉快なる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

井深大の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×